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がわ【側】🔗🔉

がわ ガハ [0] 【側】 (1)「かわ(側){(1)}」に同じ。 (2)曲面をなすものの周囲,または周囲を包んでいるもの。「―がプラチナの時計」 (3)まわりの人。はた。「本人より―が大騒ぎする」 (4)(名詞に付いて)(ア)「かわ(側){(4)}」に同じ。「北―」「下―」(イ)対立するものの一方の立場であることを表す。「弁護―の証人」(ウ)曲面をなすものの周囲,または周囲を包む意を表す。「金―の腕時計」「桶(オケ)―」

ガワーJohn Gower🔗🔉

ガワー John Gower (1330?-1408) イギリス中世の詩人。道徳的・教訓的な作品で知られる。代表作「恋人の告解」

かわ-あいさ【川秋沙】🔗🔉

かわ-あいさ カハ― [3] 【川秋沙】 カモ目カモ科の水鳥。全長70センチメートル内外の大形のアイサ。雄は頭部が緑,背は黒く胸から下面が白で,くちばしは赤。雌には冠羽があり頭部は茶色,背は灰色。日本には冬鳥として渡来。

かわ-あかり【川明かり】🔗🔉

かわ-あかり カハ― [3] 【川明かり】 日が暮れて,辺りが暗くなった時に,川の水面がほのかに明るく見えること。

かわ-あき【川明き】🔗🔉

かわ-あき カハ― [0][4] 【川明き】 川止めが解けること。また,その日。かわあけ。 ⇔川止め

ガワール-ゆでん【―油田】🔗🔉

ガワール-ゆでん 【―油田】 〔Ghawar〕 サウジアラビア東部の砂漠の中にある大油田。1948年に発見。埋蔵量・産出量とも世界有数。

かわい-こうめ【川合小梅】🔗🔉

かわい-こうめ カハヒ― 【川合小梅】 (1804-1889) 幕末・明治期の画家。紀州藩校督学川合梅所の妻。激動期の社会の姿や身辺の雑事を40年にわたって記した「小梅日記」は貴重な史料とされる。

かわい-すいめい【河井酔茗】🔗🔉

かわい-すいめい カハ― 【河井酔茗】 (1874-1965) 詩人。大阪,堺生まれ。本名,又平。「文庫」派の詩人。平明温雅な詩風で口語自由詩に新分野を開いた。詩集「塔影」「霧」など。

かわい-せんろ【河井廬】🔗🔉

かわい-せんろ カハ― 【河井廬】 (1872-1945) 篆刻家。本名仙郎。巣(タンソウ)・九節大人とも号す。中国文人と交流し金石学・文字学に精通。中国文物の鑑識に長じ,その招来に尽力した。その印は彼の学問とともに書壇や印壇に大きな影響を与えた。

かわい-みち【河井道】🔗🔉

かわい-みち カハ― 【河井道】 (1877-1953) 教育者。三重県生まれ。女子英学塾(現津田塾大)教授。日本 YWCA 創立に尽力。のち,キリスト教に基づく平和教育をめざして恵泉女学園を設立。

かわい-おとくに【河合乙州】🔗🔉

かわい-おとくに カハヒカハ― 【河合乙州】 江戸前・中期の俳人。姓は川井とも。大津の伝馬役。母の智月,妻の荷月とともに芭蕉門。芭蕉の遺稿「笈の小文」を刊行して知られる。生没年未詳。著「それぞれ草」。

かわい-こいち【河合小市】🔗🔉

かわい-こいち カハヒ― 【河合小市】 (1886-1955) 実業家・楽器製作技術者。静岡県生まれ。山葉風琴製作所に入所,ピアノ国産化への道を開く打弦機構を完成。河合楽器製作所を創立。

かわい-そら【河合曾良】🔗🔉

かわい-そら カハヒ― 【河合曾良】 (1649-1710) 江戸前期の俳人。本名,岩波庄右衛門正字(マサタカ)。通称,惣五郎。信濃国上諏訪生まれ。芭蕉門。「鹿島紀行」「奥の細道」の旅に随行,温厚篤実な性格で芭蕉によく尽くした。著「奥の細道随行日記」「雪まろげ」など。

かわい-たけお【河合武雄】🔗🔉

かわい-たけお カハヒタケヲ 【河合武雄】 (1877-1942) 新派俳優。東京生まれ。本名,内山武次郎。明治・大正期の名女形。美貌と派手な芸風で人気を得た。

かわい-さ【可愛さ】🔗🔉

かわい-さ カハイ― [3][2] 【可愛さ】 かわいいこと。

がわ-いた【側板】🔗🔉

がわ-いた ガハ― [0] 【側板】 側面にとりつける板。

かわ-いり【川入り】🔗🔉

かわ-いり カハ― [0] 【川入り】 六月一日に行われる水神祭。 →川浸(カワビタ)りの朔日(ツイタチ)

かわ-いるか【川海豚】🔗🔉

かわ-いるか カハ― [3] 【川海豚】 鯨目カワイルカ上科の五種の哺乳類の総称。多くは河川に生息する。脳は未発達で,目は退化し,一般に原始的特徴をとどめている。環境悪化のため,生息を脅かされている。 川海豚 [図]

かわ-いろ【革色】🔗🔉

かわ-いろ カハ― [0] 【革色】 〔多くこの色で革を染めたことから〕 緑がかった紺色。

かわ-う【川鵜】🔗🔉

かわ-う カハ― [0] 【川鵜】 ペリカン目ウ科の水鳥。全長90センチメートル内外。翼の開張は約1.5メートル。全体が黒色。くちばしは長く,先が鋭く曲がる。水かきが発達して泳ぎや潜水がうまく,巧みに魚を捕らえる。淡水域や海岸にすむ。森に集団営巣することが多い。

かわ-うす【皮薄】🔗🔉

かわ-うす カハ― [0] 【皮薄】 (名・形動)[文]ナリ (1)皮がうすいこと。 (2)皮膚のきめが細かく,なめらかな・こと(さま)。「姉のお花は―の二重腮(アゴ)かわゆらしく/たけくらべ(一葉)」

かわうそ-の-まつり【獺の祭(り)】🔗🔉

かわうそ-の-まつり カハ― [0] 【獺の祭(り)】 〔礼記(王制・月令)「獺祭魚」〕 ⇒獺祭(ダツサイ)

かわ-お【革緒】🔗🔉

かわ-お カハヲ [2][0] 【革緒】 革で作った紐(ヒモ)。太刀などに用いる。

かわお-の-たち【革緒の太刀】🔗🔉

かわお-の-たち カハヲ― 【革緒の太刀】 平安時代,武官が着用した太刀。平緒を用いず,革緒を用いたからいう。

かわ-おと【川音】🔗🔉

かわ-おと カハ― [0] 【川音】 川の水の流れる音。

かわかし🔗🔉

かわかし 他人のものをただで使ったり,ただで飲み食いしたりすること。「又―か/滑稽本・浮世風呂 4」

かわかみ-すみお【川上澄生】🔗🔉

かわかみ-すみお カハカミ― 【川上澄生】 (1895-1972) 版画家。横浜生まれ。北アメリカを放浪ののち帰国。教職の傍ら,木版画と詩文の刻印を始め,浪漫的傾向の木版本を残した。

かわかみ-そうろく【川上操六】🔗🔉

かわかみ-そうろく カハカミサウロク 【川上操六】 (1848-1899) 陸軍軍人。大将。薩摩藩出身。陸軍兵制をフランス式からドイツ式へ転換する事業に参画。日清戦争では大本営参謀。のち参謀総長。

かわかみ-ふはく【川上不白】🔗🔉

かわかみ-ふはく カハカミ― 【川上不白】 (1716-1807) 江戸後期の茶人。表千家七世如心斎宗左に師事し,のち自ら不白流をたてる。江戸へ移り江戸千家と称し千家茶道の普及につとめた。

かわかみ-てつたろう【河上徹太郎】🔗🔉

かわかみ-てつたろう カハカミテツタラウ 【河上徹太郎】 (1902-1980) 評論家。長崎市生まれ。東大卒。昭和初期から,フランス象徴主義の影響に基づく評論活動を展開,近代批評の先駆となった。著「自然と純粋」「日本のアウトサイダー」,翻訳「悲劇の哲学」など。

かわかみ-の-たける【川上梟帥】🔗🔉

かわかみ-の-たける カハカミ― 【川上梟帥】 日本書紀にみえる熊襲(クマソ)の首長。宴席で女装した小碓尊(オウスノミコト)に討たれ,尊の強さをたたえて日本武尊(ヤマトタケルノミコト)の名をおくる。取石鹿文(トロシカヤ)。

かわ-かめ【川亀】🔗🔉

かわ-かめ カハ― 【川亀】 スッポンの古名。

かわき-もの【乾き物】🔗🔉

かわき-もの [0] 【乾き物】 酒のつまみにするもののうち,鯣(スルメ)・ポテト-チップ・ナッツ類など,乾いた物の総称。

かわき-の-やまい【渇きの病】🔗🔉

かわき-の-やまい ―ヤマヒ 【渇きの病】 (1)糖尿病の古名。 (2)俗に,むやみにのどのかわく病。また,むやみに食べたくなる病。かわきやまい。

かわ-くま【川隈】🔗🔉

かわ-くま カハ― 【川隈】 〔「かわぐま」とも〕 川の流れが折れ曲がっている所。「川のぼり,我がのぼれば―に立ち栄ゆる/日本書紀(仁徳)」

かわさき-きせん【川崎汽船】🔗🔉

かわさき-きせん カハサキ― 【川崎汽船】 日本の大手外航海運(運航)企業。川崎造船所を母体に1920年(大正9)創立。64年(昭和39)飯野汽船を合併。

かわさき-なつ【河崎なつ】🔗🔉

かわさき-なつ カハサキ― 【河崎なつ】 (1889-1966) 女性運動家・教育者。奈良県生まれ。女性参政権運動を経て,第一回参議院選挙で当選。戦後の女性運動の集合体となる母親大会で事務局長を務めた。

かわし-まい【替米】🔗🔉

かわし-まい カハシ― 【替米】 ⇒かえまい(替米)

がわし・い🔗🔉

がわし・い ガハシイ (接尾) 〔形容詞型活用([文]シク がは・し)〕 名詞,動詞の連用形などに付いて,そのような傾向がある,そういうきらいがあるの意を表す。がましい。「みだり―・い」

かわ-しき【川敷】🔗🔉

かわ-しき カハ― [0] 【川敷】 〔「川敷地」の略〕 川水の増水した時に川底になる地面。川床。 →河川敷(カセンシキ)

かわしま-よしこ【川島芳子】🔗🔉

かわしま-よしこ カハシマ― 【川島芳子】 (1907-1948) 満蒙(マンモウ)独立運動家。清朝王族粛親王一四女。大陸浪人川島浪速の養女。清朝再興を策し日本軍に協力。男装の麗人,東洋のマタ-ハリと呼ばれた。

かわ-すそ【川裾】🔗🔉

かわ-すそ カハ― [0] 【川裾】 川尻(カワジリ)。川下(シモ)。

かわ-すな【川砂】🔗🔉

かわ-すな カハ― [0] 【川砂】 河川に堆積した砂。園芸用土・建設資材としても利用される。

かわすみ-たいこうき【川角太閤記】🔗🔉

かわすみ-たいこうき カハスミタイカフキ 【川角太閤記】 太閤記の一。本能寺の変から関ヶ原の戦いまでを,豊臣秀吉中心に記した聞き書き。川角三郎右衛門著といわれる。江戸初期成立。 →太閤記

かわせ-あんていしきん【為替安定資金】🔗🔉

かわせ-あんていしきん カハセ― [8][9] 【為替安定資金】 ⇒為替平衡資金(カワセヘイ/コウシキン)

かわせ-かた【為替方】🔗🔉

かわせ-かた カハセ― [0] 【為替方】 明治初期の国庫出納機関。国庫に収納する金銭の鑑定・収入・逓送・支出の事務を取り扱った。

かわせ-かんり【為替管理】🔗🔉

かわせ-かんり カハセクワン― [4] 【為替管理】 国際収支の均衡と為替相場の安定を図るため,政府が外国為替の売買を直接管理すること。日本では「外国為替及び外国貿易管理法」によって行われている。

かわせ-かんり-ほう【為替管理法】🔗🔉

かわせ-かんり-ほう カハセクワンリハフ [0] 【為替管理法】 「外国為替及び外国貿易管理法」の略称。

かわせ-けいやく【為替契約】🔗🔉

かわせ-けいやく カハセ― [4] 【為替契約】 ⇒為替予約(カワセヨヤク)

かわせ-さいてい【為替裁定】🔗🔉

かわせ-さいてい カハセ― [4] 【為替裁定】 (1)資金の移動に際して,どの国の為替市場を利用した方が有利かを判定すること。 (2)各地の為替市場での相場の違いを利用して差益を得る操作。鞘取。

かわせ-さえき【為替差益】🔗🔉

かわせ-さえき カハセ― [4] 【為替差益】 外貨または外貨建債権・債務を保有しているとき,自国通貨の為替レートが下落・上昇することによって得られる利益。あるいは自国通貨の為替レートが上昇し,外貨建輸入品に対する自国通貨の支払額が減少することによって得られる利益。 ⇔為替差損

かわせ-さそん【為替差損】🔗🔉

かわせ-さそん カハセ― [4] 【為替差損】 為替の変動による損失。 ⇔為替差益

かわせ-とうき【為替投機】🔗🔉

かわせ-とうき カハセ― [4] 【為替投機】 将来の為替レートの変動を予想し,利鞘を稼ぐ目的でなされる為替売買。先物為替取引を利用する場合が多い。

かわせ-とりひき【為替取引】🔗🔉

かわせ-とりひき カハセ― [4][5] 【為替取引】 貸借の決済に為替を利用する契約。決済される貸借が国内にあるものを内国為替取引,外国にわたるものを外国為替取引という。また,送金のために利用する場合には送金為替(順為替・並為替),取り立てのために利用する場合には逆為替(取立為替)という。

かわせ-へいか【為替平価】🔗🔉

かわせ-へいか カハセ― [4] 【為替平価】 ⇒平価(ヘイカ)

かわせ-へいこう-しきん【為替平衡資金】🔗🔉

かわせ-へいこう-しきん カハセヘイカウ― [8][9] 【為替平衡資金】 為替平衡勘定の資金。為替安定基金。為替安定資金。

かわせ-よやく【為替予約】🔗🔉

かわせ-よやく カハセ― [4] 【為替予約】 為替相場の変動による危険を避けるため,あらかじめ外貨の種類・金額や,為替相場,受け渡し時期などを定め,将来その条件で為替の受け渡しを行うことを契約すること。為替契約。

かわ-せせり【川せせり】🔗🔉

かわ-せせり カハ― [3] 【川せせり】 川で魚をとること。川狩り。

かわ-そう【革装・皮装】🔗🔉

かわ-そう カハサウ [0] 【革装・皮装】 本の表紙に革を用いた装丁。

かわそえ【川副】🔗🔉

かわそえ カハソヘ 【川副】 佐賀県南東端,有明海に臨む町。中世以来の大干拓地。屋根の中央がへこんだ漏斗谷(ジヨウゴダニ)といわれる建物様式の家が多い。ノリの養殖・水産加工が盛ん。

かわたけ-の【川竹の】🔗🔉

かわたけ-の カハ― 【川竹の】 (枕詞) (1)竹の「節(ヨ)」の意から,「世」にかかる。「―世世に流れて絶えせねば/新勅撰(雑五)」 (2)川辺の竹が流れることから,「流る」にかかる。「―流れてとこそ思ひそめしか/金葉(恋上)」

かわたけ-しんしち【河竹新七】🔗🔉

かわたけ-しんしち カハタケ― 【河竹新七】 歌舞伎脚本作者。 (1)(初世)(1746-1795) 江戸の人。中村仲蔵のために書いたものが多い。常磐津「荵売(シノブウリ)」が名高い。 (2)(二世)河竹黙阿弥(モクアミ)の前名。 (3)(三世)(1842-1901) 江戸の人。前名,竹柴金作。河竹黙阿弥の高弟。講談落語を脚色した作品が多い。「江戸育お祭佐七(エドソダチオマツリサシチ)」「籠釣瓶花街酔醒(カゴツルベサトノエイザメ)」など。

かわたけ-もくあみ【河竹黙阿弥】🔗🔉

かわたけ-もくあみ カハタケ― 【河竹黙阿弥】 (1816-1893) 歌舞伎脚本作者。江戸の人。本姓,吉村。引退後,古河と称す。五世鶴屋(ツルヤ)南北に師事し,のち二世河竹新七を襲名。生世話(キゼワ)物に優れ,明治期には活歴物・散切(ザンギリ)物を作る。江戸歌舞伎の大成者とされる。作品数は三六〇編に及ぶ。「三人吉三廓初買(サンニンキチサクルワノハツガイ)」「天衣紛上野初花(クモニマゴウウエノノハツハナ)」「青砥稿花紅彩画(アオトゾウシハナノニシキエ)」など。

かわ-たれ【彼は誰】🔗🔉

かわ-たれ カハ― 【彼は誰】 「彼は誰時」の略。

かわ-たろう【河太郎】🔗🔉

かわ-たろう カハタラウ [2] 【河太郎】 (1)〔「がはたろう」とも〕 河童(カツパ)の異名。 (2)薄茶器の一。蓋(フタ)の上がくぼんでいる黒漆(コクシツ)塗りのもの。くぼみを赤く塗る好みもある。

かわち【河内】🔗🔉

かわち カハチ 【河内】 (1)旧国名の一。大阪府南東部に相当。五畿内の一。河州(カシユウ)。 (2)栃木県中央部,河内郡の町。宇都宮市の北に接し,住宅地化・工業地化が進む。

かわち-もめん【河内木綿】🔗🔉

かわち-もめん カハチ― [4] 【河内木綿】 河内国から産出する木綿。普通の品より地質の強い白木綿で,法被(ハツピ)・足袋の表地,暖簾(ノレン)などに用いる。

かわちや-よへえ【河内屋与兵衛】🔗🔉

かわちや-よへえ カハチヤヨヘ 【河内屋与兵衛】 人形浄瑠璃「女殺油地獄(オンナコロシアブラノジゴク)」の登場人物。番頭上がりの継父の遠慮がちなのに乗じて放蕩(ホウトウ)し,ついに殺人を犯す。

かわ-つか【革柄】🔗🔉

かわ-つか カハ― [2] 【革柄】 革を用いた刀の柄巻(ツカマキ)。

かわつつみ-の-たち【革包の太刀】🔗🔉

かわつつみ-の-たち カハツツミ― [3]-[1] 【革包の太刀】 鞘(サヤ)および柄(ツカ)もともに黒色または茶色の鞣(モ)み革でおおい包んだ太刀。実用的な太刀拵(ゴシラ)えとして中世に流行した。

かわ-つるみ🔗🔉

かわ-つるみ カハ― 手淫(シユイン)。自慰。また一説に,男色。「―はいかが候ふべき/宇治拾遺 1」

かわ-なか【川中】🔗🔉

かわ-なか カハ― [0] 【川中】 川の中央。中流。

かわ-なり【川成り・河成り】🔗🔉

かわ-なり カハ― 【川成り・河成り】 洪水などのために川原となって荒廃した田地。この土地は年貢・課役が免除された。川成田。

かわ-にな【川蜷・河貝子】🔗🔉

かわ-にな カハ― [0] 【川蜷・河貝子】 淡水産の巻貝。貝殻は円錐形で細長く3センチメートル内外で,殻頂部が欠損していることが多い。殻表は赤褐色または黒褐色。肺臓ジストマ・横川吸虫の第一中間宿主。北海道南部から台湾までの河川・湖沼にすむ。 川蜷 [図]

かわね【川根】🔗🔉

かわね カハネ 【川根】 静岡県中部,榛原(ハイバラ)郡の町。大井川中流域を占める。川根茶の産地。

かわのえ【川之江】🔗🔉

かわのえ カハノエ 【川之江】 愛媛県東端の市。燧灘(ヒウチナダ)に臨み,古来,海上交通の要地。西隣の伊予三島市とともに日本有数の製紙工業地域を形成。

かわ-の-かみ【河の神】🔗🔉

かわ-の-かみ カハ― 【河の神】 河川をつかさどる神。河泊(カハク)。

かわ-のり【川海苔】🔗🔉

かわ-のり カハ― [0][2] 【川海苔】 緑藻類カワノリ目の淡水藻。緑色で形はアオサに似た葉状体。日本特産。太平洋岸河川の水温の低い渓流中の岩上に着生する。食用。

かわ-はゆ・し🔗🔉

かわ-はゆ・し カハ― (形ク) 〔「かほ(顔)はゆし(映)」の転〕 おもはゆい。恥ずかしい。「極めて―・く思えて/今昔 19」

かわはら【川原】🔗🔉

かわはら カハハラ 【川原】 姓氏の一。

かわ-ひき【皮引き】🔗🔉

かわ-ひき カハ― [0] 【皮引き】 魚の皮を引きながらはぎ取ること。 →内(ウチ)引き →外(ソト)引き

かわ-ひらこ🔗🔉

かわ-ひらこ カハ― 蝶(チヨウ)の古名。[新撰字鏡]

かわ-へん【革偏】🔗🔉

かわ-へん カハ― [0] 【革偏】 漢字の偏の一。「靴」「鞍」などの「革」の部分。けがわ(皮),なめしがわ(韋)と区別して,つくりかわともいう。

かわ-ほね【河骨】🔗🔉

かわ-ほね カハ― [0] 【河骨】 ⇒こうほね(河骨)

かわ-ほり【蝙蝠】🔗🔉

かわ-ほり カハ― 【蝙蝠】 (1)コウモリの古名。[季]夏。「簾(スダレ)もへりは―に食はれて/大和 173」 (2)「蝙蝠扇(カワホリオウギ)」に同じ。

かわ-ます【河鱒】🔗🔉

かわ-ます カハ― [0][2] 【河鱒】 サケ目の淡水魚。全長約60センチメートル。背面は茶褐色で虫食い状の斑紋があり,体側には小さい白点と赤点がある。食用。北アメリカ東部原産で冷たい水を好む。日本には1901年(明治34)に移入され,各地の冷水域に放流された。

かわまた-え【川股江】🔗🔉

かわまた-え カハ― 【川股江】 川が分岐する所の入り江。一説に,河内国若江郡の川俣(カワマタ)神社のある地の名という。「堰杙(イグイ)つく―の菱茎(ヒシガラ)のさしけく知らに/日本書紀(応神)」

かわまた-おんせん【川俣温泉】🔗🔉

かわまた-おんせん カハマタヲンセン 【川俣温泉】 栃木県北西部,鬼怒川上流の渓間にある単純泉。川俣湖の上流で,鬼怒川温泉郷の入り口にあたる。

かわみなみ【川南】🔗🔉

かわみなみ カハミナミ 【川南】 宮崎県中部,児湯(コユ)郡の町。日向灘に面する。戦前は軍用地。戦後開拓され畜産が盛ん。

かわ-むかい【川向(か)い】🔗🔉

かわ-むかい カハムカヒ [3] 【川向(か)い】 「川向こう」に同じ。

かわ-むき【皮剥き】🔗🔉

かわ-むき カハ― [4][3] 【皮剥き】 (1)皮をむくこと。 (2)ダイコンやイモなどの皮をむく調理道具。

かわむし-くさ・し【皮虫臭し】🔗🔉

かわむし-くさ・し カハムシ― 【皮虫臭し】 (形ク) 〔毛虫くさい意〕 いやらしい。いとわしい。「羨まし花や蝶やと言ふめれど―・き世をも見るかな/堤中納言(虫めづる)」

かわ-むつ【河🔗🔉

かわ-むつ カハ― [0] 【河】 コイ目の淡水魚。全長約20センチメートル。体形はオイカワにやや似る。背面は黄土色,腹面は銀白色で体側に濃藍紫色の縦帯が一本ある。食用。中部地方以南に分布。ハエ。ハヤ。ムツ。モツ。アカムツ。

かわむら-すみよし【川村純義】🔗🔉

かわむら-すみよし カハムラ― 【川村純義】 (1836-1904) 軍人。海軍大将。薩摩藩士。戊辰(ボシン)戦争に従軍。海軍卿として海軍拡張計画を立案・実施。

かわもと-こうみん【川本幸民】🔗🔉

かわもと-こうみん カハモトカウミン 【川本幸民】 (1810-1871) 江戸末期・明治初期の蘭学者。摂津の人。江戸で足立長雋(チヨウシユン)に医学を,坪井信道に蘭学を学ぶ。医業のかたわら,窮理・化学を研究,写真・電信機・マッチ・ビールなどを試作。蕃書調所教授。著「気海観瀾広義」「化学新書」など。

かわ-やしろ【川社】🔗🔉

かわ-やしろ カハ― [3] 【川社】 古代,六月祓(ミナヅキバラエ)の時に川のほとりに棚を設け,榊(サカキ)などを立てて神饌(ミケ)を供え,神楽(カグラ)を奏したこと。また,その臨時の設備。夏神楽。

かわ,がわ【側】(和英)🔗🔉

かわ,がわ【側】 a side.→英和 勝ち側 the winning side.右(向い)〜に on the right (other) side.‖銀側時計 a silver(cased) watch.

かわなめし【皮鞣し】(和英)🔗🔉

かわなめし【皮鞣し】 tanning;→英和 a tanner (人).→英和 皮鞣し場 a tannery.→英和

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