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こ-こ【戸戸】🔗🔉

こ-こ [1] 【戸戸】 一軒一軒。家々。家ごと。

こ-こ【呱呱】🔗🔉

こ-こ [1] 【呱呱】 生まれたばかりの赤ん坊の泣き声。

こ-こ【個個・箇箇】🔗🔉

こ-こ [1] 【個個・箇箇】 一つ一つ。おのおの。ひとりひとり。「―に検討する」「―別々の問題」

こ-こ【此処・此所】🔗🔉

こ-こ [0] 【此処・此所】 (代) 近称の指示代名詞。話し手に近い場所・時・事柄などをさす語。この所。 (1)話し手の現にいる場所。「―はどこだろう」「以前―に来たことがある」 (2)現在話題にしている場所・地点・箇所。「次に急坂があって,―を過ぎれば山頂はすぐだ」「昨夜,―まで読んだ」 (3)現在話題にしている事柄・状態。「―のところをよく考えてくれ」 (4)過去から経過してきた結果としての現在の状態。「―にめでたく華燭の典をあげられました」「―が思案のしどころ」「事―に至る」 (5)特にさし示すべき重要な事柄・状態。「―一番という時」 →ここぞ →ここに (6)現在を含んだ,ある期間。現在を中心に過去にも未来にも用いる。「―数年,豊作続き」「―数日が山だ」 (7)話し手が現在いる国。この国。また,この世。現世。「唐土も―も思ふことに堪へぬ時のわざとか/土左」「船の楽どもの舞ひ出でたるなど,大方―の事とは思し召さず/栄花(つぼみ花)」 (8)人称代名詞のように用いる。(ア)一人称。話し手自身をさす。この身。「―にも心にもあらでかく罷るに/竹取」(イ)三人称。話し手の近くにいる人を敬意を込めていう。こちらの方。「―もかしこも,うちとけぬ限りの,けしきばみ心深き方の御いどましさに/源氏(末摘花)」

ココアcocoa🔗🔉

ココア [1][2] cocoa カカオ豆を炒(イ)って皮などを除き,すりつぶしたものからカカオバターを除いて粉にしたもの。また,これを湯で溶き砂糖などを加えた飲料。

ココア-いろ【―色】🔗🔉

ココア-いろ [0] 【―色】 ココアのような暗い黄赤色。

ここ-いら【此処いら】🔗🔉

ここ-いら [2] 【此処いら】 (代) 近称の指示代名詞。このあたり。ここら。「―で少し休むことにしよう」

こ-こう【戸口】🔗🔉

こ-こう [0][1] 【戸口】 戸数と人口。「六十六州の―の数は確かならず/折たく柴の記」

ここう-ちょうさ【戸口調査】🔗🔉

ここう-ちょうさ ―テウ― [4] 【戸口調査】 (1)戸数や人口を調べること。 (2)各戸を訪ねて家族の動態などを調べること。戸口実査。

こ-こう【股肱】🔗🔉

こ-こう [1] 【股肱】 〔「股」は足のもも,「肱」は手のひじ〕 自分の手足のように信頼している忠義な家来。腹心。「―の臣」「妾は磯山が―の者なり/妾の半生涯(英子)」

こ-こう【虎口】🔗🔉

こ-こう [0] 【虎口】 〔虎(トラ)の口の意から〕 きわめて危険な場所や状態。

ここう-の-なん【虎口の難】🔗🔉

ここう-の-なん 【虎口の難】 きわめて危険な難儀。「―を遁(ノガ)れて/太平記 16」

こ-こう【孤高】🔗🔉

こ-こう ―カウ [0] 【孤高】 ただひとり,他とかけ離れて高い境地にいること。「―の精神」「―を持する」

こ-こう【弧光】🔗🔉

こ-こう ―クワウ [1][0] 【弧光】 弧状の光。アーク放電の光。

ここう-スペクトル【弧光―】🔗🔉

ここう-スペクトル ―クワウ― [5] 【弧光―】 ⇒アーク-スペクトル

こ-こう【枯槁】🔗🔉

こ-こう ―カウ [0][1] 【枯槁】 (名)スル (1)草木がしぼみ枯れること。「氷雪の野を蔽ひて草木の―せしが如く/雪中梅(鉄腸)」 (2)人が痩せ衰えること。やつれること。「憔悴し其の形容は―せり/経国美談(竜渓)」

こ-こう【湖港】🔗🔉

こ-こう ―カウ [0] 【湖港】 湖にある港。

こ-こう【鼓行】🔗🔉

こ-こう ―カウ [0] 【鼓行】 軍隊などが,堂々と太鼓を鳴らして進軍すること。

こ-こう【糊口・餬口】🔗🔉

こ-こう [0] 【糊口・餬口】 〔口を糊(ノリ)する(=カユヲススル)意から〕 (ほそぼそと)暮らしを立てること。生計。よすぎ。「―の資を得る」

こ-こうきん【古甲金】🔗🔉

こ-こうきん ―カフキン [2] 【古甲金】 甲州(コウシユウ)金のうち,江戸時代になって幕府の管理となる前に造られたもの。

こ-こうじょう【小定考】🔗🔉

こ-こうじょう ―カウヂヤウ 【小定考】 平安時代,定考(コウジヨウ)の翌日の八月一二日に東庁において行われた,史生(シジヨウ)・官掌(カジヨウ)・使部などの官職を定める儀式。 →定考(コウジヨウ)

ここう-たんぽ【古公亶父】🔗🔉

ここう-たんぽ 【古公亶父】 周の文王の祖父。太王。遊牧民の侵入を避け民を率いて(ヒン)から周原に移動。始祖后稷(コウシヨク)の業を継ぎ善政をしいて周の勢力を発展させた。

こ-こうもく【子項目】🔗🔉

こ-こうもく ―カウモク [2] 【子項目】 「子見出し」に同じ。

ここ-かしこ【此処彼処】🔗🔉

ここ-かしこ [3] 【此処彼処】 (代) このところあのところ。ここやあそこ。あちらこちら。「―で虫の音がする」

こ-こく【故国】🔗🔉

こ-こく [1] 【故国】 (1)自分が生まれた国。母国。祖国。 (2)自分が生まれた土地。ふるさと。

こ-こく【胡国】🔗🔉

こ-こく [1] 【胡国】 (1)(中国の)胡の国。 →胡 (2)野蛮な国。未開の国。

ここ・し【子子し】🔗🔉

ここ・し 【子子し】 (形シク) 子供っぽい。子供らしい。「―・しければらうたしと思ひて/落窪 1」

ココシュカOskar Kokoschka🔗🔉

ココシュカ Oskar Kokoschka (1886-1980) オーストリアの画家。表現主義の代表者。ダイナミックな筆致で肖像画・風景画を描くとともにファシズムを攻撃した思想的な石版画も制作。戯曲作家としても名高い。

ここ-じん【個個人】🔗🔉

ここ-じん [2] 【個個人】 ひとりひとり。ひとりひとりの人。「―の責任において行動してほしい」

ここ-ぞ【此処ぞ】🔗🔉

ここ-ぞ 【此処ぞ】 (連語) ここが…だ。下に来る語を強めていう。この場面,この時点こそ重要である。「―という時」「―という所」

ここ-だ【幾許】🔗🔉

ここ-だ 【幾許】 (副) たくさん。たいそう。はなはだしく。ここば。「み吉野の象山(キサヤマ)のまの木末(コヌレ)には―も騒く鳥の声かも/万葉 924」

ここだ-く【幾許く】🔗🔉

ここだ-く 【幾許く】 (副) 「ここだ(幾許)」に同じ。「―我(アレ)は恋ひつつもあるか/万葉 666」

ここ-ち【心地】🔗🔉

ここ-ち [0] 【心地】 (1)物や事に接した時の心の状態。気分。気持ち。「天にも上る―」「生きた―がしない」「住み―」「夢見―」 〔他の語と複合する時は「ごこち」となる〕 (2)考え。分別。心。「おのが―にかしこしと思ふ人のほめたる/枕草子 8」 (3)(体の状態によって起こる)気分。また,病気。「御―は少し例ならずおぼされければ/大鏡(道兼)」

ここち-な・し【心地無し】🔗🔉

ここち-な・し 【心地無し】 (形ク) 思慮がない。分別がない。心ない。「いと―・しと思はれぬべけれど/源氏(浮舟)」

ここち-ゆ・く【心地行く】🔗🔉

ここち-ゆ・く 【心地行く】 (動カ四) 気持ちや気分がさっぱりとする。満足に思う。「いとよくはらはれたる遣水(ヤリミズ)の―・きたるけしきして/紫式部日記」

ここち-よ・い【心地好い】🔗🔉

ここち-よ・い [4] 【心地好い】 (形)[文]ク ここちよ・し 気持ちがよい。気分がよい。「―・いそよ風」 [派生] ――げ(形動)――さ(名)

こ-こつ【枯骨】🔗🔉

こ-こつ [1] 【枯骨】 朽ちはてた骨。死後,時を経た人の骨。

ここつ-しゅ【虎骨酒】🔗🔉

ここつ-しゅ [3] 【虎骨酒】 蒸留酒にトラの骨のほか約一四〇種の生薬をつけた,中国の薬用酒。アルコール分60パーセント。北京産が有名。

ココット(フランス) cocotte🔗🔉

ココット [2] (フランス) cocotte (1)キャセロールに同じ。 (2)卵料理に用いる一人用の小型容器のこと。また,それに盛った料理。

ここ-な【此処な】🔗🔉

ここ-な [0] 【此処な】 〔「ここなる」の転〕 ■一■ (連体) (1)ここにある。ここにいる。「―若い衆」「―おひと」 (2)人を表す語の上に付いて,軽蔑や非難の気持ちを表す。「―うそつき女郎め/歌舞伎・助六」 ■二■ (感) 意外な事態に驚いた時に発する語。これは(どうしたことだ)。「―,びつくりとしたがわごりよは合点がゆかぬ/狂言・乳切木」

ココナッツcoconut🔗🔉

ココナッツ [1][3] coconut ココヤシの実。ココナット。ココナツ。

ココナッツ-オイルcoconut oil🔗🔉

ココナッツ-オイル [6] coconut oil 椰子(ヤシ)油。

ココナッツ-ミルクcoconut milk🔗🔉

ココナッツ-ミルク [6] coconut milk ココヤシの種子の胚乳。デザートや,料理の調味料として用いる。

ここ-に【此処に・是に・爰に・茲に】🔗🔉

ここ-に [0] 【此処に・是に・爰に・茲に】 ■一■ (副) この時。この時点で。「本日―竣工式を挙行するにあたり」「二〇年の歳月を経て,今―完成」 ■二■ (接続) (1)前の話題を受けて,当然の結果として起こる事態を示す。それで。このように。「…とうたひたまひき。―其の御子聞き知りて驚きて/古事記(中訓)」 (2)話題を変える時に用いる語。さて。ところで。「―乗円坊の阿闍梨慶秀といふ老僧あり/平家 4」

ここぬ-か【九日】🔗🔉

ここぬ-か [4] 【九日】 (1)「ここのか(九日)」に同じ。 (2)月の第九番目の日。特に,九月九日の重陽(チヨウヨウ)の節句をいう。 〔副詞的用法の場合,アクセントは [0]〕

ここぬか-の-えん【九日の宴】🔗🔉

ここぬか-の-えん 【九日の宴】 菊の宴。重陽の宴。

ここの【九】🔗🔉

ここの [2] 【九】 (1)九。ここのつ。名詞の上に付けて,複合語を作る。この。「―重」「かがなべて夜には―夜/古事記(中)」 (2)ここのつ。数を数える時に用いる。この。「なな,や,―,とお」

ここの-え【九重】🔗🔉

ここの-え ―ヘ [3] 【九重】 (1)物が九つ重なっていること。また,物が幾重にも重なっていること。「―の花のうてなを定めずは/拾遺愚草」 (2)(昔,中国で王城の門を幾重にも造ったことから)(ア)皇居。宮中。「―の内の灯火をかい消ちたるやうにもあり/栄花(月の宴)」(イ)皇居のある所。都。「夜中に―の内を紛れ出でて/平家 3」

ここの-え-びと【九重人】🔗🔉

ここの-え-びと ―ヘ― 【九重人】 宮中に仕える人。大宮人。「雲のたつ八重山吹の花ざかり―にをらせてしかな/夫木 6」

ここの-か【九日】🔗🔉

ここの-か [4] 【九日】 (1)月の第九番目の日。 (2)ここのつの日数。九日間。 〔副詞的用法の場合,アクセントは [0]〕 →ここぬか

ここの-かえり【九返り】🔗🔉

ここの-かえり ―カヘリ 【九返り】 九回くりかえすこと。九遍。「今,すべらぎの天(アメ)の下しろしめすこと,四つの時(=春夏秋冬)―になむなりぬる/古今(仮名序)」

ここの-かさね【九重ね】🔗🔉

ここの-かさね 【九重ね】 〔「九重」の訓読み〕 宮中。ここのえ。「―のなかにてはあらしの風も聞かざりき/古今(雑体)」

ここの-しな【九品】🔗🔉

ここの-しな 【九品】 〔「九品(クホン)」の訓読み〕 「九品(クホン)」に同じ。「さてこそ―の上にも,さはりなく生まれ給はめ/源氏(夕顔)」

ここの-そ-じ【九十・九十路】🔗🔉

ここの-そ-じ ―ヂ 【九十・九十路】 〔「そ」は一〇の意,「じ」は数詞の下に添える接尾語〕 九〇。九〇歳。「―あまり老いぬる身にもなほ花に飽かぬは心なりけり/風雅(雑上)」

ここの-つ【九つ】🔗🔉

ここの-つ [2] 【九つ】 (1)九。九個。物の数を数える時に使う。 (2)九歳。 (3)昔の時刻の名。今の午前と午後の一二時頃。ここのつどき。

ここのえ【九重】🔗🔉

ここのえ ココノヘ 【九重】 大分県西部,玖珠(クス)郡の町。玖珠川上流に位置。温泉が多く,大岳温泉には地熱発電所がある。

ここ-ば【幾許】🔗🔉

ここ-ば 【幾許】 (副) たいそう。はなはだしく。ここだ。ここばく。「白雲の絶えにし妹をあぜせろと心に乗りて―かなしけ/万葉 3517」

ここば-く【幾許く】🔗🔉

ここば-く 【幾許く】 (副) 〔「く」は接尾語〕 「ここば(幾許)」に同じ。「渚にはあぢ群(ムラ)騒き島廻(ミ)には木末(コヌレ)花咲き―も見のさやけきか/万葉 3991」

ここ-べつべつ【個個別別】🔗🔉

ここ-べつべつ [1][1]-[0] 【個個別別】 ひとつひとつ,また一人一人が別ですること。「―に出発する」

こ-こまい【古古米】🔗🔉

こ-こまい [2][0] 【古古米】 九月頃の収穫期前には,三年前の産米の称。新米の出回る以後には,二年前の産米の称。

ココムCOCOM🔗🔉

ココム [1] COCOM 〔Coordinating Committee for Export Controls〕 対共産圏輸出統制委員会。1949年,アメリカの主唱により資本主義諸国が結成した,共産圏への戦略物資・技術の流出防止を目的とする協定機関。本部はパリ。

ここ-め🔗🔉

ここ-め 妖怪。鬼。また,しこめ。[和名抄]

ここ-もと【此処許・爰許】🔗🔉

ここ-もと 【此処許・爰許】 (代) (1)近称の指示代名詞。話し手が現にいる場所,またその付近を指し示す。この辺り。「波ただ―に立ちくる心地して/源氏(須磨)」 (2)一人称の人代名詞のように用いる。ここにいる人。自分自身をいう。「―に言ひつけたることくさ物の名など/徒然 78」

ここ-もと【茲許】🔗🔉

ここ-もと [2] 【茲許】 (接続) (商業用の手紙などで)ここに。「―お送り申し上げます」

ココ-やし【―椰子】🔗🔉

ココ-やし [3] 【―椰子】 〔coconut palm〕 ヤシ科の高木。熱帯で広く栽培される。幹は高さ約30メートルで直立,頂に葉を多数密生する。葉は長さ4メートルほどで,羽状に全裂。果実は長さ約30センチメートルの卵球形で,中に油質の胚乳がある。胚乳からコプラ油を搾り,果皮の繊維は縄・燃料にする。樹液から酒を造り,葉は敷物・屋根材料に利用。

ここ-ら【此処】🔗🔉

ここ-ら [2] 【此処】 (代) 近称の指示代名詞。話し手側の場所・事物などを表す。「ここ」よりも漠然とした範囲を表す。 (1)場所や事物などを指し示す。このあたり。「―にポストがあったはずだが」 (2)程度・範囲などを指し示す。この程度。これくらい。「もう―でよした方がよい」

ここ-ら【幾許】🔗🔉

ここ-ら 【幾許】 (副) 程度がはなはだしいさま。数量が多いさまをいう語。はなはだ。たいそう。たくさん。「我宿に誰をまつ虫―なくらむ/古今(秋上)」「心うく―の年ごろつかうまつり侍りて/落窪 1」

こころ【心】🔗🔉

こころ [3][2] 【心】 人間の体の中にあって,広く精神活動をつかさどるもとになると考えられるもの。 (1)人間の精神活動を知・情・意に分けた時,知を除いた情・意をつかさどる能力。喜怒哀楽・快不快・美醜・善悪などを判断し,その人の人格を決定すると考えられるもの。「―の広い人」「―の支えとなる人」「豊かな―」「―なき木石」 (2)気持ち。また,その状態。感情。「重い―」「―が通じる」 (3)思慮分別。判断力。「―ある人」 (4)相手を思いやる気持ち。また,誠意。「母の―のこもった弁当」「規則一点張りで―が感じられない」 (5)本当の気持ち。表面には出さない思い。本心。「―からありがたいと思った」「笑っていても―では泣いていた」 (6)芸術的な興趣を解する感性。「絵―」 (7)人に背こうとする気持ち。二心。「人言(ヒトゴト)を繁みこちたみ逢はざりき―あるごとな思ひ我が背子/万葉 538」 物事の奥底にある事柄。 (1)深く考え,味わって初めて分かる,物の本質。神髄。「茶の―」 (2)事の事情。内情。わけ。「目見合はせ,笑ひなどして―知らぬ人に心得ず思はする事/徒然 78」 (3)言葉・歌・文などの意味・内容。「文字二つ落ちてあやふし,ことの―たがひてもあるかなと見えしは/紫式部日記」 (4)事柄の訳・根拠などの説明。また謎(ナゾ)で,答えの説明。「九月の草花とかけて,隣の踊りととく,―は,菊(聞く)ばかりだ」 (1)心臓。胸。「別れし来れば肝向かふ―を痛み/万葉 135」 (2)(「池の心」の形で)中心。底。「池の―広くしなして/源氏(桐壺)」 (3)書名(別項参照)。

こころ【こゝろ】🔗🔉

こころ 【こゝろ】 小説。夏目漱石作。1914年(大正3)「朝日新聞」連載。エゴイズムに悩みつつ,明治の精神に殉じて自殺する「先生」の心を通して生の孤独感を描く。

こころ-あさ・し【心浅し】🔗🔉

こころ-あさ・し 【心浅し】 (形ク) (1)思慮が浅い。考えが足りない。 ⇔心深し 「―・くけしからず人笑へならむを/源氏(浮舟)」 (2)情が薄い。薄情だ。「御有様にたがひて―・きやうなる御もてなしの/源氏(総角)」

こころ-あ・し【心悪し】🔗🔉

こころ-あ・し 【心悪し】 (形シク) 性質が悪い。「とりどころなきもの,かたちにくさげに,―・しき人/枕草子 141」

こころ-あたたま・る【心暖まる】🔗🔉

こころ-あたたま・る 【心暖まる】 (連語) 人の誠意や愛情が感じられて,心がなごむ。「―・る光景」

こころ-あたり【心当(た)り】🔗🔉

こころ-あたり [4] 【心当(た)り】 心にこれと思いあたること。目当て。見当。「いくら考えても―がない」「―を探す」

こころ-あて【心当て・心宛て】🔗🔉

こころ-あて [0] 【心当て・心宛て】 (1)あて推量。見当。「かねて―にしていたこと」 (2)心のうちで期待すること。心だのみ。「兼ての算用には十五両の―/浮世草子・胸算用 3」 (3)心掛け。心構え。「あつぱれ賢き―かな/仮名草子・伊曾保物語」

ここ【此処】(和英)🔗🔉

ここ【此処】 here;→英和 this place.〜だけの話だが between you and me.〜に(で) here;→英和 in (at) this place.〜へ(から) (from) here;→英和 to (from) this place.〜かしこ here and there.〜まで here;→英和 thus[so]far.

ここ【個々の(に)】(和英)🔗🔉

ここ【個々の(に)】 individual(ly);→英和 separate(ly).→英和

ここ【呱々】(和英)🔗🔉

ここ【呱々】 呱々の声をあげる be born;come into the world.→英和

ココア(和英)🔗🔉

ココア cocoa.→英和

ここう【虎口をのがれる】(和英)🔗🔉

ここう【虎口をのがれる】 escape from the jaws of death;get out of danger.

ここう【糊口をしのぐ】(和英)🔗🔉

ここう【糊口をしのぐ】 make a bare living.〜に窮する have no means of subsistence.

ここく【故国】(和英)🔗🔉

ここく【故国】 one's native land[country];one's home(land).

ここち【心地】(和英)🔗🔉

ここち【心地】 a feeling;→英和 a sensation;→英和 a mood (気分).→英和 〜が良い comfortable;→英和 pleasant.→英和

ココナッツ(和英)🔗🔉

ココナッツ a coconut.

ココム(和英)🔗🔉

ココム COCOM.→英和

こころ【心】(和英)🔗🔉

こころ【心】 (the) mind;→英和 (the) heart (心情);→英和 spirit (精神);→英和 feeling (感情);→英和 intention (意向);→英和 will (意志).→英和 〜ある(ない) thoughtful (thoughtless);→英和 (in)considerate.→英和 〜から sincerely;→英和 heartily;from (the bottom of) one's heart.〜からの hearty;→英和 cordial;→英和 warm.→英和 〜ならずも against one's will;reluctantly.→英和 〜にいだく cherish;→英和 entertain.→英和 〜に浮かぶ[事が主語]occur to;[人が主語]think of.〜に留める[掛ける]bear[keep]in mind.〜ゆくまで to one's heart's content.〜を引く attract.→英和

こころあたたまる【心暖まる】(和英)🔗🔉

こころあたたまる【心暖まる】 〔形〕heart-warming.

こころあたり【心当りがある(ない)】(和英)🔗🔉

こころあたり【心当りがある(ない)】 know(have no idea).→英和 〜の場所 a likely place.

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