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ひかり【光】🔗🔉

ひかり [3] 【光】 〔動詞「光る」の連用形から〕 (1)目に明るい感じを起こさせるもの。物理的には光は電磁波で,普通目に感じる可視光線をさす。さらにそれに赤外線・紫外線を加えていうこともある。空間中を直進し,また反射・屈折する。速さは真空中で一秒間に約30万キロメートル。「強い―を放って燃える」 (2)(ア)明るさを感じる目の力。視力。「交通事故で―を失う」(イ)目の輝き。また,視線。 (3)人の心を明るくはればれとさせることやもの。光明。希望。「人生の―を失う」「前途に―を見いだす」 (4)人に尊敬の念を起こさせるもの。他を威圧するような勢い。威光。「親の―は七光(ナナヒカリ)」「輝かしい生涯に一層の―をそえる」「今なむ阿弥陀仏の御―も,心清く待たれ侍るべき/源氏(夕顔)」 (5)輝くばかりの美しさ。特に,容貌・容姿の美しさ。「この御―を見たてまつるあたりは/源氏(夕顔)」 (6)光栄。はえあるもの。名誉。「世間の―にておはします殿の/大鏡(道長)」 (7)物事の威力。特に,金銭の威力。金銭。「夕日影朝顔の咲くその下に六千両の―残して/浮世草子・一代男 8」

ひかり-カード【光―】🔗🔉

ひかり-カード [4] 【光―】 〔optical memory card〕 光学的な方法で情報が記録されるカード。プラスチックのカード上に,大量の情報を記憶させることができる。

ひかり-きでんりょく-こうか【光起電力効果】🔗🔉

ひかり-きでんりょく-こうか ―カウクワ [9] 【光起電力効果】 ⇒光(コウ)起電力効果

ひかり-こうおんけい【光高温計】🔗🔉

ひかり-こうおんけい ―カウヲン― [0] 【光高温計】 物体が熱放射によって特定の波長域の光を出すことを利用し,その光と標準ランプの光とを比較して,その物体の温度を測る装置。

ひかり-ごうせい【光合成】🔗🔉

ひかり-ごうせい ―ガフ― [4] 【光合成】 ⇒こうごうせい(光合成)

ひかり-ごけ【光蘚】🔗🔉

ひかり-ごけ [3] 【光蘚】 (1)蘚(セン)類ヒカリゴケ科のコケ植物。洞穴や倒木の根元などに生育。植物体は小形で,披針形の葉が左右二列につく。原糸体は球形の細胞から成り,光を屈折して緑色に光る。埼玉県吉見町の百穴,長野県佐久市のものは天然記念物。 (2)書名(別項参照)。

ひかり-コヒーレント-つうしん【光―通信】🔗🔉

ひかり-コヒーレント-つうしん [10] 【光―通信】 〔coherent light communication〕 光通信の伝送技術の一。光信号を,点滅のような強度ではなく,周波数や位相の変化によってデジタル信号に変換する方式。コヒーレント光通信。

ひかり-コンピューター【光―】🔗🔉

ひかり-コンピューター [6] 【光―】 〔optical computer〕 各種演算・データ伝送に電気信号ではなく光信号を用いるコンピューター。超高速情報処理が可能となる。現在,研究開発中。

ひかり-じき-ディスク【光磁気―】🔗🔉

ひかり-じき-ディスク [6] 【光磁気―】 〔magnet-optical disk〕 レーザー光の熱による磁性の反転を用いた外部記憶装置。容量が大きく,書き込み・読み出しが可能。MO ディスク。

ひかり-じゅうごう【光重合】🔗🔉

ひかり-じゅうごう ―ヂユウガフ [4] 【光重合】 光の照射によって反応が進行する重合反応。これを利用した感光性樹脂は,印刷版をはじめ,インク・塗料などに応用されている。こうじゅうごう。

ひかり-センサー【光―】🔗🔉

ひかり-センサー [4] 【光―】 〔photosensor〕 光の断続や強さを探知して電気信号に変換するセンサー。

ひかり-つうしん【光通信】🔗🔉

ひかり-つうしん [4] 【光通信】 光(赤外線・紫外線を含む)を搬送波に利用する通信。波長がきわめて短いため,指向性が非常に鋭く,妨害を受けにくく,また多重通信の多重度を大きくできる。

ひかり-ディスク【光―】🔗🔉

ひかり-ディスク [4] 【光―】 〔optical disk〕 記録用媒体の一種。透明なアクリル円盤にはさまれた被膜に孔(ピット)の形で信号を書き込んで情報を記録するもの。レーザー光を照射し,ディスクからの反射によって信号を読み出す。記録密度が高く,高速度検索ができ,また再生による劣化がないなどの特長がある。画像ファイル・ビデオ-ディスク・コンパクト-ディスクなどとして利用されるほか,電子計算機の記憶媒体としても用いられる。

ひかり-てんじょう【光天井】🔗🔉

ひかり-てんじょう ―ジヤウ [4] 【光天井】 大部分を半透明の材料で覆い,その中に照明器具を組み込んだ天井。

ひかり-どう【光堂】🔗🔉

ひかり-どう ―ダウ 【光堂】 ⇒金色堂(コンジキドウ)

ひかり-ファイバー【光―】🔗🔉

ひかり-ファイバー [4] 【光―】 〔optical fiber〕 光を用いて情報を伝達する際に,光の伝送路として用いるきわめて細いグラス-ファイバー。石英ガラスやプラスチックを材料とし,断面の中心部(コア)の屈折率を周辺部(クラッド)より高くすることで,光信号を減衰させることなく送ることができる。 →光通信

ひかり-も【光藻】🔗🔉

ひかり-も [3] 【光藻】 黄色植物の黄金藻に属する藻類。井戸や洞穴の水たまりに発生。単細胞で微細。鞭毛一本があり,水中を遊泳。鞭毛を失うと球形となって水面に浮く。中にあるレンズ形の色素体が光を反射して黄金色に光る。

ひかり-もの【光り物】🔗🔉

ひかり-もの [0][5] 【光り物】 (1)光を出すもの。つやのあるもの。特に,流星・金銀など。 (2)古物商・廃品回収業などで,金属。特に,真鍮(シンチユウ)・銅などのこと。 (3)背が青みを帯び,腹が銀白色に光って見える魚。コノシロ(コハダ)・アジ・サバなどで,特に皮つきのまま酢でしめて料理したもの。 (4)花札で,松・桐・薄(ススキ)(坊主)・桜・柳(雨)の二〇点札。 (5)鬼火・妖怪など,不気味な光を発するもの。「御堂のかたはらに―いできたり/平家 6」 (6)連歌・俳諧で,月・星など,天象のうち光るものをいう語。三句隔てる。

ひかり【光】🔗🔉

ひかり 【光】 山口県南東部,周防灘に面する市。島田川下流に位置し,室積湾は古くからの良港。旧光海軍工廠跡地に鉄鋼・薬品などの工業が進出して発展。

ひかり-か【光りか】🔗🔉

ひかり-か 【光りか】 (形動ナリ) 光り輝くように美しいさま。「御色の白く麗しく―におはします/栄花(嶺の月)」

ひかり-かがや・く【光り輝く】🔗🔉

ひかり-かがや・く [6][2] 【光り輝く】 (動カ五[四]) 美しくきらめく。照り輝く。「―・くシャンデリア」

ひかりごけ【ひかりごけ】🔗🔉

ひかりごけ 【ひかりごけ】 小説。武田泰淳作。1954年(昭和29)「新潮」に発表。第二次大戦中ペキン岬で起こった難破船の人肉食事件を主題に,極限状況下の人間の実存を問う。

ひかり【光】(和英)🔗🔉

ひかり【光】 (1) (a) light;→英和 a ray (光線);→英和 a flash (閃光);→英和 a twinkle (星などの).→英和 (2)[輝き]brightness;→英和 luster (つや).→英和 (3)[威光]glory.→英和 〜を放つ give out light;be bright.‖光ファイバー an optical fiber.光通信 optical fiber communication.

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