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いち-もんじ【一文字】🔗🔉

いち-もんじ [0][3] 【一文字】 (1)一つの文字。 (2)「一」という文字。「丸に―の家紋」 (3)「一」という字のようにまっすぐなこと。「口をきりりと―に結ぶ」「真―」 (4)わき目をふらずに物事をすること。「―にかけ出づる/浄瑠璃・鑓の権三(下)」 (5)劇場の舞台正面の上方に垂れた横に長い幕。舞台装置の上端から見える舞台背後を観客の目から隠すためのもの。 (6)書画の表装で,書画の紙の上下に,横に張る細長い綾・錦などの布。 (7)「一文字笠」の略。 (8)浮世絵版画の暈(ボカシ)の技法の一種。

いちもんじ-がさ【一文字笠】🔗🔉

いちもんじ-がさ [6] 【一文字笠】 (1)菅(スゲ)や竹の皮を円板状に編んで二つ折りにした編み笠。二つに折ると,頂が一文字になる。門付(カドヅケ)の女芸人などが用いた。一文字。 (2)高さが低く,平たい編み笠。武士が旅や行列をする時にかぶった。 一文字笠(2) [図]

いちもんじ-がわら【一文字瓦】🔗🔉

いちもんじ-がわら ―ガハラ [6] 【一文字瓦】 軒先に使う桟瓦(サンガワラ)で,前垂れ下端が直線をなすもの。軒先瓦。厚端瓦(アツバガワラ)。

いちもんじ-ぎく【一文字菊】🔗🔉

いちもんじ-ぎく [5] 【一文字菊】 キクの園芸品種。大輪ひとえ咲きで,幅の広い舌状花が,平たく一列につく。平台(ヒラダイ)。広熨斗(ヒロノシ)。御紋章菊。

いちもんじ-だな【一文字棚】🔗🔉

いちもんじ-だな [0][5] 【一文字棚】 ⇒通(トオ)り棚(ダナ)

いちもんじ-ちょう【一文字蝶】🔗🔉

いちもんじ-ちょう ―テフ [5] 【一文字蝶】 タテハチョウ科のチョウ。開張6.5センチメートル内外。はねの表面は黒褐色で白帯があり,裏面は橙褐(トウカツ)色。静止時にはねを広げると,表面の白帯が一線になる。幼虫はスイカズラ科の植物の葉を食べる。全国に分布。

いちもんじ-ぶき【一文字葺き】🔗🔉

いちもんじ-ぶき [0] 【一文字葺き】 (1)石綿スレートや金属板を用いた屋根・外壁の葺き方で,水平方向が一直線に連なるように葺くこと。 (2)瓦葺きで,軒先を一文字瓦で葺いたもの。

いちもんじ【一文字】🔗🔉

いちもんじ 【一文字】 〔「一」と銘したところから〕 備前国に住した刀工の一派。また,その作刀の総称。鎌倉時代を中心に栄え,同国の福岡・吉岡・岩戸(正中),また備中国へ移住した片山などの系統に分かれる。則宗・助則・助宗らが有名。 →則宗

ひと-もじ【一文字】🔗🔉

ひと-もじ [2] 【一文字】 (1)一つの文字。 (2)〔女房詞「葱(ネギ)」のことを「き」と一音で言ったことから〕 ネギ。[季]冬。

いちもんじ【一文字に】(和英)🔗🔉

いちもんじ【一文字に】 (in a) straight (line).→英和

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