さん-そん [0][1] 【三尊】 とうとぶべき三種の人。君・父・師。 →さんぞん（三尊）

さん-ぞん [0][1] 【三尊】 （１）〔仏〕（ア）仏・法・僧の三宝のこと。（イ）「三尊仏」に同じ。 （２）尊敬すべき三人の人。君・父・師。［新撰字鏡］

さんぞん-いわぐみ ―イハ― [5] 【三尊石組】 日本庭園の基本的石組の一。三尊仏を石組で意匠したもの。

さんぞん-ぶつ [3] 【三尊仏】 〔仏〕 中尊（中心の仏）と左右の脇侍(キヨウジ)（菩薩）との三者一組の仏体。仏像配置の一形式。阿弥陀三尊は阿弥陀・観音・勢至，薬師三尊は薬師・日光・月光，釈迦三尊は釈迦と文殊・普賢をそれぞれ配する。

さんぞん-らいごう ―ガウ [0][1] 【三尊来迎】 浄土門の行者の臨終に，阿弥陀如来・観音菩薩・勢至菩薩の三尊が来て，極楽浄土へ迎え導くこと。