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かん-しつ【乾漆】🔗🔉

かん-しつ [0] 【乾漆】 (1)長い間貯えておいて塊状になった漆(ウルシ)。漢方で通経薬・回虫駆除などに用いる。 (2)奈良時代に始まる漆工芸の技法。土または木の原形に木屑(コクソ)などを混ぜた漆を塗り,その上に麻布をはり,さらに上に漆を塗ることを繰り返してかたどる方法。上代には「夾紵(キヨウチヨ)」「(ソク)」と呼ばれた。脱乾漆と木心乾漆とがある。

かんしつ-ぞう【乾漆像】🔗🔉

かんしつ-ぞう ―ザウ [4] 【乾漆像】 乾漆で造られた彫像。

かんしつ-ふん【乾漆粉】🔗🔉

かんしつ-ふん [4] 【乾漆粉】 彩漆をガラス面に塗り,乾いたあとはがして粉にしたもの。漆塗りや蒔絵(マキエ)の材料とする。

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