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ぜん-たい【全体】🔗⭐🔉
ぜん-たい 【全体】
■一■ [0] (名)
(1)物・事柄の全部。すべての部分を含む一まとまりの総称。
⇔一部
「会社―の意見」「―的に見る」「―をつかむ」
(2)からだの全部。全身。「―ヲ泥ノウチニナゲテ/天草本伊曾保」[節用集(文明本)]
■二■ [1] (副)
(1)もともと。元来。「―こんなことを言い出した君が悪い」「―お前,気が小さ過ぎらあ/夜行巡査(鏡花)」
(2)(疑問の意を強く表す)いったい。いったいぜんたい。「―今ごろ何をしていたのか」「江藤さんとは―誰の事ぢや/富岡先生(独歩)」
ぜんたい-しゅうごう【全体集合】🔗⭐🔉
ぜんたい-しゅうごう ―シフガフ [5] 【全体集合】
〔数〕 ある集合について,その部分集合だけを考えるときの,もとの集合。例えば,有理数の集合だけを考える場合には,有理数全体の集合が全体集合である。
⇔部分集合
ぜんたい-しゅぎ【全体主義】🔗⭐🔉
ぜんたい-しゅぎ [5] 【全体主義】
〔totalitarianism〕
個人は全体を構成する部分であるとし,個人の一切の活動は,全体の成長・発展のために行われなければならないという思想または体制。そこでは,国家・民族が優先し,個人の自由・権利が無視される。
→個人主義
ぜんたい-しゅぎ-こっか【全体主義国家】🔗⭐🔉
ぜんたい-しゅぎ-こっか ―コクカ [7] 【全体主義国家】
全体主義の政治体制をとる国家。ナチス-ドイツ・ファシスト-イタリアがその典型。
ぜんたい-ろん【全体論】🔗⭐🔉
ぜんたい-ろん [3] 【全体論】
心理学・社会学・生物学などで,対象を単なる要素の総和ではない独自の一まとまりをなす存在としてとらえようとする立場。一定の要素・性質に還元する考え(原子論・機械論など)に対していう。ホリズム。
大辞林に「全体」で始まるの検索結果 1-6。