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だい-しゅ【大衆】🔗🔉

だい-しゅ [0][1] 【大衆】 〔仏〕 〔「しゅ」は呉音。「だいす」とも〕 多くの僧徒。衆僧(シユソウ)。また,僧兵の集団。「山門の―いかが思ひけん,先例を背(ソム)きて/平家 1」

だいしゅ-ぶ【大衆部】🔗🔉

だいしゅ-ぶ [3] 【大衆部】 〔仏〕 紀元前三世紀頃,上座部と対立して生まれた一般の僧を中心とする一派。仏陀を歴史的存在ではない超人格的存在と捉え,進歩的傾向をもつ。 →部派仏教

たい-しゅう【大衆】🔗🔉

たい-しゅう [0] 【大衆】 (1)多数の人々。多衆。 (2)労働者・農民などの勤労者階級。一般庶民。民衆。 (3)社会学で,階級・階層などの社会集団への帰属意識をもたない多数の人々から成る非組織的な集合体。

たいしゅう-うんどう【大衆運動】🔗🔉

たいしゅう-うんどう [5] 【大衆運動】 一定の政治的・経済的・社会的目的の実現のために,一般大衆を結集して行う運動。

たいしゅう-か【大衆化】🔗🔉

たいしゅう-か ―クワ [0] 【大衆化】 (名)スル ある事物が一般民衆の間に広まること。また,広めること。

たいしゅう-かぜい【大衆課税】🔗🔉

たいしゅう-かぜい ―クワ― [5] 【大衆課税】 低所得層を含む一般大衆に租税を負担させること。消費税など。

たいしゅう-ぎょ【大衆魚】🔗🔉

たいしゅう-ぎょ [3] 【大衆魚】 値段が安い,庶民向きの魚。イワシ・サンマ・サバなど。

たいしゅう-さかば【大衆酒場】🔗🔉

たいしゅう-さかば [5] 【大衆酒場】 値段・料理・雰囲気などが庶民的な,大衆向きの酒場。

たいしゅう-さっか【大衆作家】🔗🔉

たいしゅう-さっか ―サク― [5] 【大衆作家】 大衆小説を書く作家。

たいしゅう-し【大衆誌】🔗🔉

たいしゅう-し [3] 【大衆誌】 一般大衆を読者層とする雑誌。

たいしゅう-しゃかい【大衆社会】🔗🔉

たいしゅう-しゃかい ―クワイ [5] 【大衆社会】 〔mass society〕 産業の発達による大量生産,大量消費の普及,あるいはマスコミの発達や教育の普及などにより,一部のエリートではなく,大衆の行動が社会の動向を決定する反面,生活様式・生活意識の画一化,政治的無関心,孤独感と不安にとらわれた大衆の現実逃避の傾向が強まる社会。第一次大戦後の先進諸国に現れてくる状況。

たいしゅう-しょうせつ【大衆小説】🔗🔉

たいしゅう-しょうせつ ―セウ― [5] 【大衆小説】 大衆の嗜好(シコウ)に合わせて書かれた小説。 →中間小説

たいしゅう-しょうひしゃかい【大衆消費社会】🔗🔉

たいしゅう-しょうひしゃかい ―セウヒシヤクワイ [8] 【大衆消費社会】 所得の上昇,マスメディアの発達などを背景に消費の物的・質的領域が拡大し,大衆による大量消費が特徴となった社会。企業による大衆広告に誘導される場合が多い。

たいしゅう-しょくどう【大衆食堂】🔗🔉

たいしゅう-しょくどう ―ダウ [5] 【大衆食堂】 値段が手ごろで庶民的な料理を提供する食堂。

たいしゅう-せい【大衆性】🔗🔉

たいしゅう-せい [0] 【大衆性】 大衆に受け入れられるような性質。「―のある企画」

たいしゅう-そうさ【大衆操作】🔗🔉

たいしゅう-そうさ ―サウ― [5] 【大衆操作】 権力者が情報・宣伝機関を独占的に利用して,大衆の政治行動を意図的に操作すること。ナチスの反ユダヤ宣伝など。

たいしゅう-そうば【大衆相場】🔗🔉

たいしゅう-そうば ―サウ― [5] 【大衆相場】 一般大衆が多数参加して盛り上がった相場。 →玄人相場

たいしゅう-てき【大衆的】🔗🔉

たいしゅう-てき [0] 【大衆的】 (形動) 大勢の一般の人に受け入れられるさま。広範囲の人を対象とするさま。ポピュラー。「―な酒場」「―な音楽」

たいしゅう-デモクラシー【大衆―】🔗🔉

たいしゅう-デモクラシー [8] 【大衆―】 ⇒マス-デモクラシー

たいしゅう-とうそう【大衆闘争】🔗🔉

たいしゅう-とうそう ―サウ [5] 【大衆闘争】 労働運動などで,少数の幹部だけによる闘争に対して,大衆自身を主体とする闘争。

たいしゅう-ぶんか【大衆文化】🔗🔉

たいしゅう-ぶんか ―クワ [5] 【大衆文化】 大衆を担い手とする文化。生活水準の向上,教育の普及,マスコミの発達などを基盤にして形成され,大量生産・大量消費を前提とするため,文化の商品化・画一化・低俗化の傾向を伴うことが多い。マス-カルチャー。

たいしゅう-ぶんがく【大衆文学】🔗🔉

たいしゅう-ぶんがく [5] 【大衆文学】 大衆の興味や理解力に重点を置いて書かれた文学。時代小説・推理小説・ SF ・風俗小説・家庭小説・ユーモア小説・少年少女小説などの類。大衆文芸。 →純文学

たいしゅう-もの【大衆物】🔗🔉

たいしゅう-もの [0] 【大衆物】 文芸・演劇・映画などで,一般大衆の興味をひくように作られたもの。

たいしゅう-やく【大衆薬】🔗🔉

たいしゅう-やく [3] 【大衆薬】 処方箋なしで購入できる一般用医薬品。薬理作用が穏やかで,副作用も少ない。市販の風邪薬・胃腸薬など。OTC 。

だい-す【大衆】🔗🔉

だい-す [1] 【大衆】 〔仏〕「だいしゅ(大衆)」に同じ。

たいしゅう【大衆】(和英)🔗🔉

たいしゅう【大衆】 the general public;the masses.〜向きの popular.→英和 ‖大衆化 popularization.大衆課税 mass taxation.大衆作家(雑誌) a popular writer (magazine).大衆食堂 an eating house.大衆文学 popular literature.勤労大衆 the working classes.

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