複数辞典一括検索+

広辞苑の検索結果 (25)

だい‐しゅ【大衆】🔗🔉

だい‐しゅ大衆】 (ダイス・タイシュウとも) ①〔仏〕比丘びくの集団。多数の僧侶。衆徒。平家物語1「延暦・興福両寺の―、額打論といふ事し出して」 ②多数の人々の集まり。 ⇒だいしゅ‐ぶ【大衆部】

たいしゅう‐うんどう【大衆運動】🔗🔉

たいしゅう‐うんどう大衆運動】 一般大衆が社会的不満に触発されて起こす現状変更をめざす運動。大衆闘争。 ⇒たい‐しゅう【大衆】

たいしゅう‐か【大衆化】‥クワ🔗🔉

たいしゅう‐か大衆化‥クワ 一般民衆に広まり、親しまれるものとなること。また、そのようなものにすること。 ⇒たい‐しゅう【大衆】

たいしゅう‐かぜい【大衆課税】‥クワ‥🔗🔉

たいしゅう‐かぜい大衆課税‥クワ‥ 担税力の低い人々にも広く課される租税。歴史的には労働階級など一般民衆の負担となる租税。 ⇒たい‐しゅう【大衆】

たいしゅう‐ぎょ【大衆魚】🔗🔉

たいしゅう‐ぎょ大衆魚】 値段が安く大衆的な魚。イワシ・サンマ・サバなど。 ⇒たい‐しゅう【大衆】

たいしゅう‐こっか【大衆国家】‥コク‥🔗🔉

たいしゅう‐こっか大衆国家‥コク‥ 国家の一類型。大衆を基盤にし、民族の優秀性などを強調し、異民族などを監視・弾圧するような政治体制。ナチズムがその例。 ⇒たい‐しゅう【大衆】

たいしゅう‐さかば【大衆酒場】🔗🔉

たいしゅう‐さかば大衆酒場】 廉価で誰でも気軽に楽しめる雰囲気の酒場。 ⇒たい‐しゅう【大衆】

たいしゅう‐さっか【大衆作家】‥サク‥🔗🔉

たいしゅう‐さっか大衆作家‥サク‥ 大衆小説の作家。 ⇒たい‐しゅう【大衆】

たいしゅう‐し【大衆紙】🔗🔉

たいしゅう‐し大衆紙】 一般大衆を読者対象とする新聞。 ⇒たい‐しゅう【大衆】

たいしゅう‐し【大衆誌】🔗🔉

たいしゅう‐し大衆誌】 大衆向けに編集した雑誌。 ⇒たい‐しゅう【大衆】

たいしゅう‐しゃ【大衆車】🔗🔉

たいしゅう‐しゃ大衆車】 豪華さを省き多くの人が買いやすいように価格を抑えた乗用車。 ⇒たい‐しゅう【大衆】

たいしゅう‐しゃかい【大衆社会】‥クワイ🔗🔉

たいしゅう‐しゃかい大衆社会‥クワイ (mass society)大衆の力によりその動向が決定される社会。マス‐コミュニケーションの発達、大量生産、大量消費、組織の官僚制化などによって生じた現代産業社会の様態についていう。大衆の政治参加の機会が増大すると同時に、人間の個性の喪失、生活様式の画一化が進行し、政治的無関心や現実からの逃避が顕著となる。 ⇒たい‐しゅう【大衆】

たいしゅう‐しょうせつ【大衆小説】‥セウ‥🔗🔉

たいしゅう‐しょうせつ大衆小説‥セウ‥ 一般大衆を読者対象とする小説。大衆文学。 ⇒たい‐しゅう【大衆】

たいしゅう‐しょくどう【大衆食堂】‥ダウ🔗🔉

たいしゅう‐しょくどう大衆食堂‥ダウ 安い値段で料理を提供する大衆向きの食堂。 ⇒たい‐しゅう【大衆】

たいしゅう‐せい【大衆性】🔗🔉

たいしゅう‐せい大衆性】 一般民衆に親しまれ同感されるような性質。 ⇒たい‐しゅう【大衆】

たいしゅう‐てき【大衆的】🔗🔉

たいしゅう‐てき大衆的】 一般の人々になじみやすいさま。「―な料理」「―な読み物」 ⇒たい‐しゅう【大衆】

たいしゅう‐デモクラシー【大衆デモクラシー】🔗🔉

たいしゅう‐デモクラシー大衆デモクラシー】 (mass democracy)大衆社会において成立する民主主義。大衆の政治参加が拡大し、大衆の自発性が政治に反映する側面と、権威的な政治指導によって大衆操作が行われやすい側面とがある。大衆民主主義。 ⇒たい‐しゅう【大衆】

たいしゅう‐でんたつ【大衆伝達】🔗🔉

たいしゅう‐でんたつ大衆伝達】 マス‐コミュニケーションの訳語。 ⇒たい‐しゅう【大衆】

たいしゅう‐ぶんがく【大衆文学】🔗🔉

たいしゅう‐ぶんがく大衆文学】 純文学に対して、大衆性をもつ通俗的な文学。推理小説・剣豪小説・家庭小説・ユーモア小説などをいう。大衆文芸。→中間小説⇒たい‐しゅう【大衆】

たいしゅう‐ぶんげい【大衆文芸】🔗🔉

たいしゅう‐ぶんげい大衆文芸(→)大衆文学に同じ。 ⇒たい‐しゅう【大衆】

たいしゅう‐もの【大衆物】🔗🔉

たいしゅう‐もの大衆物】 文芸・演劇・映画などで、一般多数者の興味を主としたもの。 ⇒たい‐しゅう【大衆】

たいしゅう‐ろせん【大衆路線】🔗🔉

たいしゅう‐ろせん大衆路線】 大衆の中に入り、大衆の要求を基礎として政策を立て、その実現を目指す運動を通じて大衆の政治意識を高めようとする組織・運動方針。 ⇒たい‐しゅう【大衆】

だいしゅ‐ぶ【大衆部】🔗🔉

だいしゅ‐ぶ大衆部】 部派仏教の一派。仏滅後100年頃、仏教教団が根本分裂した際、保守的な上座部に対した進歩的な部派。多くの僧が参加したので大衆部と呼ばれた。仏の永遠性を強調するなど、大乗仏教思想との関係が深い。 ⇒だい‐しゅ【大衆】

だい‐す【大衆】🔗🔉

だい‐す大衆】 〔仏〕 ⇒だいしゅ

大辞林の検索結果 (26)

だい-しゅ【大衆】🔗🔉

だい-しゅ [0][1] 【大衆】 〔仏〕 〔「しゅ」は呉音。「だいす」とも〕 多くの僧徒。衆僧(シユソウ)。また,僧兵の集団。「山門の―いかが思ひけん,先例を背(ソム)きて/平家 1」

だいしゅ-ぶ【大衆部】🔗🔉

だいしゅ-ぶ [3] 【大衆部】 〔仏〕 紀元前三世紀頃,上座部と対立して生まれた一般の僧を中心とする一派。仏陀を歴史的存在ではない超人格的存在と捉え,進歩的傾向をもつ。 →部派仏教

たい-しゅう【大衆】🔗🔉

たい-しゅう [0] 【大衆】 (1)多数の人々。多衆。 (2)労働者・農民などの勤労者階級。一般庶民。民衆。 (3)社会学で,階級・階層などの社会集団への帰属意識をもたない多数の人々から成る非組織的な集合体。

たいしゅう-うんどう【大衆運動】🔗🔉

たいしゅう-うんどう [5] 【大衆運動】 一定の政治的・経済的・社会的目的の実現のために,一般大衆を結集して行う運動。

たいしゅう-か【大衆化】🔗🔉

たいしゅう-か ―クワ [0] 【大衆化】 (名)スル ある事物が一般民衆の間に広まること。また,広めること。

たいしゅう-かぜい【大衆課税】🔗🔉

たいしゅう-かぜい ―クワ― [5] 【大衆課税】 低所得層を含む一般大衆に租税を負担させること。消費税など。

たいしゅう-ぎょ【大衆魚】🔗🔉

たいしゅう-ぎょ [3] 【大衆魚】 値段が安い,庶民向きの魚。イワシ・サンマ・サバなど。

たいしゅう-さかば【大衆酒場】🔗🔉

たいしゅう-さかば [5] 【大衆酒場】 値段・料理・雰囲気などが庶民的な,大衆向きの酒場。

たいしゅう-さっか【大衆作家】🔗🔉

たいしゅう-さっか ―サク― [5] 【大衆作家】 大衆小説を書く作家。

たいしゅう-し【大衆誌】🔗🔉

たいしゅう-し [3] 【大衆誌】 一般大衆を読者層とする雑誌。

たいしゅう-しゃかい【大衆社会】🔗🔉

たいしゅう-しゃかい ―クワイ [5] 【大衆社会】 〔mass society〕 産業の発達による大量生産,大量消費の普及,あるいはマスコミの発達や教育の普及などにより,一部のエリートではなく,大衆の行動が社会の動向を決定する反面,生活様式・生活意識の画一化,政治的無関心,孤独感と不安にとらわれた大衆の現実逃避の傾向が強まる社会。第一次大戦後の先進諸国に現れてくる状況。

たいしゅう-しょうせつ【大衆小説】🔗🔉

たいしゅう-しょうせつ ―セウ― [5] 【大衆小説】 大衆の嗜好(シコウ)に合わせて書かれた小説。 →中間小説

たいしゅう-しょうひしゃかい【大衆消費社会】🔗🔉

たいしゅう-しょうひしゃかい ―セウヒシヤクワイ [8] 【大衆消費社会】 所得の上昇,マスメディアの発達などを背景に消費の物的・質的領域が拡大し,大衆による大量消費が特徴となった社会。企業による大衆広告に誘導される場合が多い。

たいしゅう-しょくどう【大衆食堂】🔗🔉

たいしゅう-しょくどう ―ダウ [5] 【大衆食堂】 値段が手ごろで庶民的な料理を提供する食堂。

たいしゅう-せい【大衆性】🔗🔉

たいしゅう-せい [0] 【大衆性】 大衆に受け入れられるような性質。「―のある企画」

たいしゅう-そうさ【大衆操作】🔗🔉

たいしゅう-そうさ ―サウ― [5] 【大衆操作】 権力者が情報・宣伝機関を独占的に利用して,大衆の政治行動を意図的に操作すること。ナチスの反ユダヤ宣伝など。

たいしゅう-そうば【大衆相場】🔗🔉

たいしゅう-そうば ―サウ― [5] 【大衆相場】 一般大衆が多数参加して盛り上がった相場。 →玄人相場

たいしゅう-てき【大衆的】🔗🔉

たいしゅう-てき [0] 【大衆的】 (形動) 大勢の一般の人に受け入れられるさま。広範囲の人を対象とするさま。ポピュラー。「―な酒場」「―な音楽」

たいしゅう-デモクラシー【大衆―】🔗🔉

たいしゅう-デモクラシー [8] 【大衆―】 ⇒マス-デモクラシー

たいしゅう-とうそう【大衆闘争】🔗🔉

たいしゅう-とうそう ―サウ [5] 【大衆闘争】 労働運動などで,少数の幹部だけによる闘争に対して,大衆自身を主体とする闘争。

たいしゅう-ぶんか【大衆文化】🔗🔉

たいしゅう-ぶんか ―クワ [5] 【大衆文化】 大衆を担い手とする文化。生活水準の向上,教育の普及,マスコミの発達などを基盤にして形成され,大量生産・大量消費を前提とするため,文化の商品化・画一化・低俗化の傾向を伴うことが多い。マス-カルチャー。

たいしゅう-ぶんがく【大衆文学】🔗🔉

たいしゅう-ぶんがく [5] 【大衆文学】 大衆の興味や理解力に重点を置いて書かれた文学。時代小説・推理小説・ SF ・風俗小説・家庭小説・ユーモア小説・少年少女小説などの類。大衆文芸。 →純文学

たいしゅう-もの【大衆物】🔗🔉

たいしゅう-もの [0] 【大衆物】 文芸・演劇・映画などで,一般大衆の興味をひくように作られたもの。

たいしゅう-やく【大衆薬】🔗🔉

たいしゅう-やく [3] 【大衆薬】 処方箋なしで購入できる一般用医薬品。薬理作用が穏やかで,副作用も少ない。市販の風邪薬・胃腸薬など。OTC 。

だい-す【大衆】🔗🔉

だい-す [1] 【大衆】 〔仏〕「だいしゅ(大衆)」に同じ。

たいしゅう【大衆】(和英)🔗🔉

たいしゅう【大衆】 the general public;the masses.〜向きの popular.→英和 ‖大衆化 popularization.大衆課税 mass taxation.大衆作家(雑誌) a popular writer (magazine).大衆食堂 an eating house.大衆文学 popular literature.勤労大衆 the working classes.

広辞苑+大辞林大衆で始まるの検索結果。