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たい-きょく【太極】🔗🔉

たい-きょく [0] 【太極】 〔易経(繋辞上)〕 易学に発し,宋学の宇宙生成論で重視された概念。気の原初の形で万物の源となる本体。それ自体は形も動きもなく,ここから陰陽の二元が生ずるとする。周敦頤(シユウトンイ)の「太極図説」や,太極を理として自然や万物の存在を根拠づける朱熹(シユキ)の理気二元論などで説かれる。

たいきょく-けん【太極拳】🔗🔉

たいきょく-けん [4] 【太極拳】 中国,宋代に始まる拳法。ゆるやかに円弧を描くような四肢の動きを中心とするもので,武術としてよりも現代では心身鍛錬のための健康法として盛行している。気を重視する。

たいきょくずせつ【太極図説】🔗🔉

たいきょくずせつ ―ヅセツ 【太極図説】 中国,北宋の哲学書。一巻。周敦頤(シユウトンイ)著。陰陽五行説に基づいて万物の生成発展の過程を図示した「太極図」とそれに解説を加えた書。朱熹(シユキ)はこれを重視して「太極図説解」を著した。朱子学派の典籍の一。

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