複数辞典一括検索+
おうな【女】🔗⭐🔉
おうな ヲウナ 【女】
〔「おみな(女)」の転〕
おんな。女性。特に,若い女性。「絵にかける―を見て/古今(仮名序)」
おう-ろく【女王禄】🔗⭐🔉
おう-ろく ワウ― 【女王禄】
平安時代,白馬節会(アオウマノセチエ)の翌日(正月八日)と,新嘗(ニイナメ)祭の翌日(一一月中の巳(ミ)の日)に,紫宸殿(シシンデン)で皇族の子女(女王)に絹布・綿などを下付する儀式。
〔「女」の字は慣例として読まない〕
おな【女】🔗⭐🔉
おな ヲナ 【女】
〔「おんな」の転〕
(自分の)娘,また妻。おなあ。「『とと様,参りました』『―か,よう来た』/狂言記・料理聟」
おみな【女】🔗⭐🔉
おみな ヲミナ 【女】
おんな。女性。「もののふの男―の花にほひ見に/万葉 4317」
おやま【女形・女方・御山】🔗⭐🔉
おやま ヲヤマ [1][2] 【女形・女方・御山】
〔江戸初期に小山次郎三郎が使った遊女の人形から出た語という。→おやま人形〕
(1)歌舞伎で女役を演ずる男性の役者。また操り人形で,女役の人形。おんながた。
(2)(上方で)遊女のこと。「あの上手な絵書殿によい―を十人程書いてもらひ/浄瑠璃・反魂香」
おやま-がた【女形形・女形方】🔗⭐🔉
おやま-がた ヲヤマ― [0] 【女形形・女形方】
もっぱら女性を演ずる男の役者。おやま。
おやま-にんぎょう【女形人形】🔗⭐🔉
おやま-にんぎょう ヲヤマ―ギヤウ [4] 【女形人形】
(1)少女の形に作った人形。
(2)江戸初期,承応(1652-1655)頃,人形遣い小山次郎三郎が江戸の操り人形芝居で使った遊女人形。[嬉遊笑覧]
おんな【女】🔗⭐🔉
おんな ヲンナ [3] 【女】
〔「をみな」の転〕
(1)ヒトの性のうち,子供を生むための器官と生理をもつ方の性。女性。女子。
⇔おとこ
「―物」「―湯」
(2)優しさ・しとやかさ・弱さ・消極性など,一般に女性に備わると考えられている特質に着目した場合の,女性。「―一人で一家を支える」
(3)成人した女性。成熟した女性。「―になる」「―を感じさせるしぐさ」
(4)愛人。情婦。妾。「夫に―ができていた」「―をこしらえる」
(5)女性としての価値。また,器量のよしあし。「―をあげる」
(6)売春婦。商売女。
(7)下女。女中。
(8)妻。女房。「―,言いわけないかいやい/浄瑠璃・堀川波鼓(中)」
おんな=にな・る🔗⭐🔉
――にな・る
(1)成長して一人前の女性になる。月経がはじまる。娘が年頃になる。
(2)処女でなくなる。男を知る。
おんな=の足駄(アシダ)にて造れる笛には秋の鹿(シカ)寄る🔗⭐🔉
――の足駄(アシダ)にて造れる笛には秋の鹿(シカ)寄る
男は女の色香に迷いやすいことのたとえ。
おんな=の一念岩(イワ)をも通す🔗⭐🔉
――の一念岩(イワ)をも通す
女の執念の強いことのたとえ。
おんな=の髪の毛には大象(タイゾウ)も繋(ツナ)がる🔗⭐🔉
――の髪の毛には大象(タイゾウ)も繋(ツナ)がる
女の色香が男をひきつけ,男を支配する力の強いことのたとえ。
おんな=の腐ったよう🔗⭐🔉
――の腐ったよう
ぐずぐず言って態度のはっきりしない男をののしっていう言葉。
おんな=は門(カド)開き🔗⭐🔉
――は門(カド)開き
〔天の岩戸に隠れた天照大神(アマテラスオオミカミ)を,天鈿女命(アマノウズメノミコト)が踊りによって,外に招き出したことから〕
女性はめでたく縁起がよい。「申し,―と申してめでたいものでござる/狂言記・連尺」
おんな=は化け物🔗⭐🔉
――は化け物
女は化粧や着物・髪形などで実際よりも美しく変わったり,年齢を隠したりできる。
おんな=を知・る🔗⭐🔉
――を知・る
男が,女と初めて肉体関係をもつ。
おんな-いちのみや【女一の宮】🔗⭐🔉
おんな-いちのみや ヲンナ― 【女一の宮】
第一皇女。「春宮(トウグウ)の御さしつぎの―をこなたに取り分きて/源氏(若菜下)」
おんな-うん【女運】🔗⭐🔉
おんな-うん ヲンナ― [3][0] 【女運】
男にとっての,女に関するめぐり合わせ。
⇔男運
おんな-え【女絵】🔗⭐🔉
おんな-え ヲンナ
[3] 【女絵】
(1)平安時代の用語で,貴族の女性たちが愛好した「源氏物語絵巻」などの物語絵のような,情趣に富んだ絵かという。「―のをかしきにいとよう似て/紫式部日記」
→男絵
(2)美人画。

おんな-がく【女楽】🔗⭐🔉
おんな-がく ヲンナ― 【女楽】
女ばかりで演奏する音楽。「箏・琵琶の音も合はせて―試みさせむ/源氏(若菜下)」
おんな-かずら【女葛】🔗⭐🔉
おんな-かずら ヲンナカヅラ 【女葛】
植物センキュウ(川
)の古名。

おんな-がた【女形・女方】🔗⭐🔉
おんな-がた ヲンナ― [0] 【女形・女方】
歌舞伎で,もっぱら女性に扮する俳優。江戸初期,女性の舞台出演が禁じられてから発生した。おやま。
⇔男形
おんな-がな【女仮名】🔗⭐🔉
おんな-がな ヲンナ― [3] 【女仮名】
平仮名。女文字。女手。
⇔男仮名
おんな-かぶき【女歌舞伎】🔗⭐🔉
おんな-かぶき ヲンナ― [4] 【女歌舞伎】
江戸初期に流行した,女だけで演じる歌舞伎。阿国(オクニ)歌舞伎を起源とし,多くは遊女が出演した。1629年風紀を乱すという理由で禁止され,若衆歌舞伎がこれに代わった。遊女歌舞伎。
おんな-ぎ【女気】🔗⭐🔉
おんな-ぎ ヲンナ― [0][3] 【女気】
女の内気でやさしくしとやかな心。女ごころ。おなごぎ。
⇔男気
「ともに急ぐは―のなさけ鋭(スルド)に人たへて/浄瑠璃・宵庚申(下)」
おんな-ぎだ【女義太】🔗⭐🔉
おんな-ぎだ ヲンナ― [4] 【女義太】
「女義太夫(ギダユウ)」の略。
おんな-ぎだゆう【女義太夫】🔗⭐🔉
おんな-ぎだゆう ヲンナ―ダイフ [4] 【女義太夫】
女の義太夫語り。また,女が語る義太夫節。江戸末期から明治に流行した。女義(ジヨギ)。
→娘義太夫
おんな-ぎみ【女君】🔗⭐🔉
おんな-ぎみ ヲンナ― 【女君】
(1)貴人の姫君を敬っていう語。
⇔男君
「―いとうつくしげにものしたまふれ/蜻蛉(下)」
(2)貴人の妻を敬っていう語。奥方。「―ののたまひし事をおぼして聞きすぐし給ふ/宇津保(忠こそ)」
おんな-きんだち【女君達・女公達】🔗⭐🔉
おんな-きんだち ヲンナ― 【女君達・女公達】
貴人の姫君たち。「大殿の御腹の―五所/宇津保(楼上・下)」
おんな-ぐるい【女狂い】🔗⭐🔉
おんな-ぐるい ヲンナグルヒ [4] 【女狂い】
女色におぼれること。また,その男。
おんな-け【女気】🔗⭐🔉
おんな-け ヲンナ― [0] 【女気】
〔「おんなげ」とも〕
女がいること。女のいる気配。おんなっけ。「―抜きの宴会」
おんな-げいしゃ【女芸者】🔗⭐🔉
おんな-げいしゃ ヲンナ― [4] 【女芸者】
〔男の太鼓持ちに対していう〕
女の芸者。芸妓(ゲイギ)。「―や三絃(サミセン)ひきのみじめを見るばかり/滑稽本・浮世風呂 4」
おんな-こうぶり【女冠】🔗⭐🔉
おんな-こうぶり ヲンナカウブリ 【女冠】
女官の叙位。隔年の正月八日に行なった。
⇔男冠(オトココウブリ)
「―に女御更衣皆かうぶり給はりぬ/宇津保(国譲下)」
おんな-だて【女伊達】🔗⭐🔉
おんな-だて ヲンナ― 【女伊達】
女で男だてのような行動をとる者。女侠客。「ここの姉御は―でいろいろ人の世話をしなさる/人情本・梅児誉美(後)」
おんな-だてらに【女だてらに】🔗⭐🔉
おんな-だてらに ヲンナ― [4] 【女だてらに】
女に似つかわしくなく。「―あぐらをかく」
おんな-たらし【女たらし】🔗⭐🔉
おんな-たらし ヲンナ― [4] 【女たらし】
女を誘惑してもてあそぶこと。また,そういう男。
おんな-っ-け【女っ気】🔗⭐🔉
おんな-っ-け ヲンナ― [0] 【女っ気】
「おんなけ(女気)」に同じ。
おんな-っ-ぷり【女っ振り】🔗⭐🔉
おんな-っ-ぷり ヲンナ― [0] 【女っ振り】
「おんなぶり(女振)」に同じ。
おんな-の-いえ【女の家】🔗⭐🔉
おんな-の-いえ ヲンナ―イヘ [6] 【女の家】
五月四日の夜から五日にかけて女が家にこもる行事。関東以西に分布。田植えを控え,田の神の奉仕者としての女性が物忌み精進の生活にはいるという古い信仰の名残といわれる。
おんな-の-こ【女の子】🔗⭐🔉
おんな-の-こ ヲンナ― [3] 【女の子】
(1)女である子供。女児。
(2)俗に,若い女性。
おんな-の-せっく【女の節句】🔗⭐🔉
おんな-の-せっく ヲンナ― [0] 【女の節句】
三月三日の雛(ヒナ)祭り。
おんな-の-たましい【女の魂】🔗⭐🔉
おんな-の-たましい ヲンナ―タマシヒ [5] 【女の魂】
鏡を,女の魂が宿るものとしていった語。
→男の魂
おんな-の-としとり【女の年取り】🔗⭐🔉
おんな-の-としとり ヲンナ― [7][8] 【女の年取り】
小正月の前夜(正月一四日)をいう。東北地方ではこの日,女たちが御馳走を食べる習俗を残す所がある。
おんな-の-みち【女の道】🔗⭐🔉
おんな-の-みち ヲンナ― [0] 【女の道】
(1)女の守るべき道徳。貞節。「―を守る」
(2)女との色恋の道。「―に通じる」
(3)女の生きる道。
おんな-みや【女宮】🔗⭐🔉
おんな-みや ヲンナ― 【女宮】
皇族の女子。皇女。内親王。
⇔男宮
「ただ―一所をぞ持ちたてまつり給へりける/源氏(宿木)」
おんな-むすび【女結び】🔗⭐🔉
おんな-むすび ヲンナ― [4] 【女結び】
ひもの結び方の一。男結びの結び方を左から始めたもの。おなごむすび。
⇔男結び(1)
おんな-やもめ【女寡】🔗⭐🔉
おんな-やもめ ヲンナ― [4] 【女寡】
〔「やもめ」は本来女にいうのであるが,「男やもめ」というのに対して〕
夫と死別または生別したあと,ひとり身でいる女。やもめ。寡婦(カフ)。未亡人。
⇔男鰥(オトコヤモメ)
「男やもめに蛆(ウジ)がわき,―に花が咲く」
おんな・し【女し】🔗⭐🔉
おんな・し ヲンナシ 【女し】 (形シク)
女らしい。「あてに―・しうなまめいたる気配/源氏(夕霧)」
おんなのいっしょう【女の一生】🔗⭐🔉
おんなのいっしょう ヲンナノイツシヤウ 【女の一生】
(1)〔原題 (フランス) Une Vie〕
モーパッサンの長編小説。1883年刊。地方貴族の家に生まれた純情な乙女ジャンヌが,妻となり母となる間に経験する悩みと幻滅を描いた自然主義文学の代表作。
(2)山本有三の小説。1932(昭和7)〜33年朝日新聞連載。御木允子の一生を描く。
(3)戯曲。五幕七場。森本薫作。1945年(昭和20)文学座初演。家族制度の犠牲となり忍従と諦観のうちに生きる女性を描く。
おんな・ぶ【女ぶ】🔗⭐🔉
おんな・ぶ ヲンナ― 【女ぶ】 (動バ上二)
女らしくなる。「眉ぬき鉄漿(カネ)つけなど―・びさせたれば/とりかへばや(下)」
おんな-めか・し【女めかし】🔗⭐🔉
おんな-めか・し ヲンナ― 【女めかし】 (形シク)
女らしくみえる。女性的だ。「さこそほそやかに,―・しくおはすれども/宇治拾遺 13」
おんな-らし・い【女らしい】🔗⭐🔉
おんな-らし・い ヲンナ― [5] 【女らしい】 (形)[文]シク をんなら・し
(性質・態度・容姿などが)女性にふさわしいと感じられる様子である。女性的である。
⇔男らしい
「―・い身のこなし」「少しは―・くしなさい」
[派生] ――さ(名)
じょ【女】🔗⭐🔉
じょ ヂヨ 【女】
■一■ [1] (名)
(1)むすめ。父親の名の下に付けて,その娘であることを表す。「菅原孝標(タカスエ)―」「俊成卿―」
(2)二十八宿の一。北方の星宿。女宿。うるきぼし。
■二■ (接尾)
女性の名や号などに付ける。「千代―」「紫―」
じょ-い【女医】🔗⭐🔉
じょ-い ヂヨ― [0][1] 【女医】
女性の医師。
じょ-いん【女陰】🔗⭐🔉
じょ-いん ヂヨ― [0] 【女陰】
女性の陰部。女性の性器。
じょう-おう【女王】🔗⭐🔉
じょう-おう ヂヨウワウ [3] 【女王】
⇒じょおう(女王)
じょ-おう【女王】🔗⭐🔉
じょ-おう ヂヨワウ [2] 【女王】
〔「じょうおう」とも〕
(1)女性の君主。にょおう。「エリザベス―」
(2)王の后(キサキ)。にょおう。
(3)内親王の宣下がない皇族の女子。明治の皇室典範では,五世以下の皇族女子をいい,現制度では,三世以下の嫡男系嫡出の皇族女子をいう。
(4)その分野で最もすぐれている女性。「テニス界の―」
じょおう-あり【女王蟻】🔗⭐🔉
じょおう-あり ヂヨワウ― [2] 【女王蟻】
社会生活をするアリの集団で,産卵能力をもつ雌アリ。
じょおう-ばち【女王蜂】🔗⭐🔉
じょおう-ばち ヂヨワウ― [2] 【女王蜂】
社会生活をするハチの集団で,群れの中心となり,産卵能力をもつ雌のハチ。ミツバチ・スズメバチ・マルハナバチなどの巣に一匹だけいる。
じょ-がく【女学】🔗⭐🔉
じょ-がく ヂヨ― [1][0] 【女学】
女子のおさめるべき学問。また,女子の学ぶ学校。「追々と―も御取建(オトリタ)ての時勢に向つて/夜明け前(藤村)」
じょ-がく【女楽】🔗⭐🔉
じょ-がく ヂヨ― [1] 【女楽】
(1)宴席で,舞踊・音曲などで興をそえる女。「賢者をまねき,―をさけ/保元(下・古活字本)」
(2)奈良・平安時代,宮中で行われた内教坊の舞姫の楽。
じょがく-の-はい【女楽の拝】🔗⭐🔉
じょがく-の-はい ヂヨ― 【女楽の拝】
平安時代,豊明節会(トヨノアカリノセチエ)の際,群臣が女楽を拝観したお礼を言上する儀式。
じょがくざっし【女学雑誌】🔗⭐🔉
じょがくざっし ヂヨガク― 【女学雑誌】
文芸雑誌。1885年(明治18)創刊。1904年廃刊。編集人は近藤賢三・巌本善治・青柳猛と順次変わった。若松賤子・北村透谷らが執筆し,のちの「文学界」の母胎となった。
じょがくせい【女学生】🔗⭐🔉
じょがくせい ヂヨ― [2] 【女学生】
旧制女学校の生徒。現在では,主に高校・中学の女生徒をいう。
じょ-がっこう【女学校】🔗⭐🔉
じょ-がっこう ヂヨガクカウ [2] 【女学校】
(1)女子の学校。
(2)旧制の「高等女学校」の略。女子に中等程度の教育を授けた。
じょ-かん【女官】🔗⭐🔉
じょ-かん ヂヨクワン [0] 【女官】
宮中に仕える女性の官人。にょかん。にょうかん。
じょ-かん【女監】🔗⭐🔉
じょ-かん ヂヨ― [0] 【女監】
女囚を収容する監房。
じょ-きゅう【女給】🔗⭐🔉
じょ-きゅう ヂヨキフ [0] 【女給】
カフェやバーなどの飲食店で,客の接待や給仕をする女性をいった語。ホステス。
じょ-くん【女訓】🔗⭐🔉
じょ-くん ヂヨ― [0] 【女訓】
女子に対するいましめ・教訓。
じょけい-しん【女系親】🔗⭐🔉
じょけい-しん ヂヨ― [2] 【女系親】
母方の親族。
じょ-けつ【女傑】🔗⭐🔉
じょ-けつ ヂヨ― [0] 【女傑】
気性・言動などが思い切りがよく,大胆で,すぐれた働きをする女性。女丈夫(ジヨジヨウフ)。
にょ-いん【女院】🔗⭐🔉
にょ-いん ―
ン [1] 【女院】
三后・准后・女御・内親王などで特に院号を与えられた人。一条天皇のとき,皇太后藤原詮子が出家に際して東三条院の院号を贈られたのが最初。上皇に準ずる待遇を受けた。にょういん。

にょう-いん【女院】🔗⭐🔉
にょう-いん ―
ン [0] 【女院】
「にょいん(女院)」に同じ。

にょう-かん【女官】🔗⭐🔉
にょう-かん ―クワン [0] 【女官】
「にょかん(女官)」に同じ。
にょえつ-がん【女悦丸】🔗⭐🔉
にょえつ-がん ―グワン [3] 【女悦丸】
江戸時代に売られた媚薬(ビヤク)の一種。女悦喜好丸。
にょ-おう【女王】🔗⭐🔉
にょ-おう ―ワウ [2] 【女王】
(1)「じょおう(女王){(1)}」に同じ。
(2)「じょおう(女王){(2)}」に同じ。
にょ-かん【女官】🔗⭐🔉
にょ-かん ―クワン [0] 【女官】
朝廷に仕える女性の官人の総称。上級の者を女房というのに対して下級の者をさしていうことも多い。宮人(キユウジン)。にょうかん。
め【雌・女・妻・牝】🔗⭐🔉
め [1] 【雌・女・妻・牝】
(1)おんな。「吾(ア)はもよ―にしあれば/古事記(上)」
(2)妻。「―とすべき人/宇津保(藤原君)」
(3)他の語に付いて,複合語をつくる。(ア)女性,または,動植物のめすを表す。「―神」「―牛」(イ)一対の物のうち,「小さい」「弱い」など,女性的と思われる方を表す。「―滝」「―波」
⇔お
め-がき【女餓鬼】🔗⭐🔉
め-がき 【女餓鬼】
女の餓鬼。「寺々の―申さく大神(オオミワ)の男餓鬼賜(タバ)りてその子産まはむ/万葉 3840」
め-がわら【牝瓦・女瓦】🔗⭐🔉
め-がわら ―ガハラ [2] 【牝瓦・女瓦】
凹面を上に向けて用いる瓦。伏せて用いる牡瓦(オガワラ)と組み合わせて交互に葺(フ)く。本瓦葺きに用いる平瓦など。
⇔牡瓦
め-ぎみ【女君・妻君】🔗⭐🔉
め-ぎみ 【女君・妻君】
他人の妻や娘を敬っていう語。「種松,緋の衣に白き笏もちて,―拝む/宇津保(吹上・下)」
め-の-こ【女の子】🔗⭐🔉
め-の-こ [1] 【女の子】
(1)おんなのこ。少女。
(2)おんな。下女。
⇔おのこ
「その家の―ども出でて/伊勢 87」
め-の-わらわ【女の童】🔗⭐🔉
め-の-わらわ ―ワラハ 【女の童】
(1)少女。めのわらべ。めのわらわべ。「かじけたる―を得たるななり/源氏(東屋)」
(2)召し使いの少女。めのわらべ。めのわらわべ。「湯など此の―に涌させて/今昔 27」
めのわらわ-べ【女の童部】🔗⭐🔉
めのわらわ-べ ―ワラハ― 【女の童部】
「めのわらわ」に同じ。「共の―など有るべかしくて具したり/今昔 16」
おやま【女形】(和英)🔗⭐🔉
おやま【女形】
an actor who plays women's parts.〜に扮する act in a woman's role.
おんな【女】(和英)🔗⭐🔉
おんなぐるい【女狂い】(和英)🔗⭐🔉
おんなぐるい【女狂い】
philandering.〜をする philander;→英和
run after women.
おんなたらし【女たらし】(和英)🔗⭐🔉
おんなたらし【女たらし】
a lady-killer.
じょい【女医】(和英)🔗⭐🔉
じょい【女医】
a woman doctor.
じょおう【女王】(和英)🔗⭐🔉
じょおう【女王】
a queen.→英和
女王蜂(蟻) a queen bee (ant).
じょがくせい【女学生】(和英)🔗⭐🔉
じょがくせい【女学生】
a schoolgirl;→英和
a girl student.
じょがっこう【女学校】(和英)🔗⭐🔉
じょがっこう【女学校】
a girls' school.
じょかん【女官】(和英)🔗⭐🔉
じょかん【女官】
a court lady.
じょけい【女系】(和英)🔗⭐🔉
じょけい【女系】
the female line.
じょけつ【女傑】(和英)🔗⭐🔉
じょけつ【女傑】
a heroine;→英和
a brave woman;an amazon.
大辞林に「女」で始まるの検索結果 1-99。もっと読み込む