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かく-かん【客観】🔗🔉

かく-かん ―クワン [0] 【客観】 ⇒きゃっかん(客観)

かっ-かん【客観】🔗🔉

かっ-かん カククワン [0] 【客観】 (名)スル 「きゃっかん(客観)」に同じ。「自己を―してゐるのかも知れない/青年(鴎外)」

かっかん-てき【客観的】🔗🔉

かっかん-てき カククワン― [0] 【客観的】 (形動) 「きゃっかんてき(客観的)」に同じ。

きゃっ-かん【客観】🔗🔉

きゃっ-かん キヤククワン [0] 【客観】 〔object〕 (1)主観の認識・行為の対象となるもの。主観に現れるもの。世界。かっかん。 (2)特定の認識作用や関心を超えた一般的ないし普遍的なもの。主観から独立して存在するもの。客体。かっかん。 ⇔主観 〔明治初期の造語で,明治期には「かっかん」が一般的〕

きゃっかん-かちせつ【客観価値説】🔗🔉

きゃっかん-かちせつ キヤククワン― [6] 【客観価値説】 商品の価値を,それに含まれる何らかの客観的な実体の量に基づいて説明する学説。労働価値説が代表的。 →労働価値説 →効用価値説

きゃっかん-しゅぎ【客観主義】🔗🔉

きゃっかん-しゅぎ キヤククワン― [5] 【客観主義】 (1)主観に依存しない,普遍妥当的な真理・価値を認め,それを基礎にして認識や行為を考える立場。 (2)客観的な立場をとって,自己の主観的な働きを克服する態度,あるいは不問にする態度。 (3)刑法理論において,犯罪すなわち刑罰の対象は,行為とその実害という外部から認識しうるものであるとする立場。旧派または古典派刑法論の中心思想をなす。 ⇔主観主義

きゃっかん-せい【客観性】🔗🔉

きゃっかん-せい キヤククワン― [0] 【客観性】 客観的であること。 ⇔主観性

きゃっかん-てき【客観的】🔗🔉

きゃっかん-てき キヤククワン― [0] 【客観的】 (形動) 個々の主観の恣意(シイ)を離れて,普遍妥当性をもっているさま。 ⇔主観的

きゃっかん-てき-かんねんろん【客観的観念論】🔗🔉

きゃっかん-てき-かんねんろん キヤククワン―クワンネンロン [9] 【客観的観念論】 世界は単なる主観的な観念ではなく,究極的・観念的実在によって成り立っているとみなす考え。その実在を観念的なものとみる点で唯物論に対立し,さらにその観念を客観的なものとみる点で主観的観念論に対立する。プラトン・ヘーゲル・シェリングなどが代表的。

きゃっかん-てき-せいしん【客観的精神】🔗🔉

きゃっかん-てき-せいしん キヤククワン― [7] 【客観的精神】 ヘーゲル哲学の用語。精神が歴史的・社会的な形で自己外化したもので,主観的精神と絶対的精神との中間に位する。ここでは自由になった意志が,外的には法として,内的には道徳として実現し,統一されて人倫となる。 →絶対精神

きゃっかん-てき-だとうせい【客観的妥当性】🔗🔉

きゃっかん-てき-だとうせい キヤククワン―ダタウセイ [0] 【客観的妥当性】 認識が客観的であり,その内容が個々の主観を超えて普遍的にあてはまること。

きゃっかん-てき-ちしき【客観的知識】🔗🔉

きゃっかん-てき-ちしき キヤククワン― [7] 【客観的知識】 個々の主観の思い込みを離れ,対象そのものの客観的あり方を反映した普遍性をもつ知識。客観的真理。

きゃっかん-てき-ひひょう【客観的批評】🔗🔉

きゃっかん-てき-ひひょう キヤククワン―ヒヒヤウ [0] 【客観的批評】 ある一定の理論や基準に照らして作品の価値を判断する批評。形式的批評。 ⇔主観的批評

きゃっかん-テスト【客観―】🔗🔉

きゃっかん-テスト キヤククワン― [5] 【客観―】 採点が主観的にならないように,出題と解答の方式を工夫したテスト。○×式・単文解答方式・穴埋め法・多肢選択法などの形式がある。

きゃっかん-びょうしゃ【客観描写】🔗🔉

きゃっかん-びょうしゃ キヤククワンベウ― [5] 【客観描写】 作家の主観を交えずに,観察したままを細かく,平明に描くこと。自然主義文学が理想とした。

きゃっかん【客観】(和英)🔗🔉

きゃっかん【客観】 an objective view.〜的(に) objective(ly).→英和 ‖客観性 objectivity.客観テスト an objective test.

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