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いお【庵・廬】🔗🔉

いお イホ 【庵・廬】 (1)草木や竹で作った仮の小屋。いおり。「春霞たなびく田居に―つきて/万葉 2250」 (2)仮の住まい。いおり。「我が―は宮このたつみしかぞ住む/古今(雑下)」

いおり【庵・菴・廬】🔗🔉

いおり イホリ [0] 【庵・菴・廬】 (1)僧侶や世捨て人などが住む粗末な小屋。庵室(アンシツ)。いお。「―を結ぶ」 (2)小さな家。粗末な家。また,自分の家を謙遜していう語。 (3)農作業などのための仮小屋。「秋田刈る旅の―にしぐれ降り/万葉 2235」 (4)軍隊の宿営地。軍営。[和名抄] (5)家紋の一。{(1)}を図案化したもの。 (6)「庵看板」の略。

ろ【廬】🔗🔉

[1] 【廬】 いおり。また,小さな粗末な家。

ろ-ざん【廬山】🔗🔉

ろ-ざん 【廬山】 中国,江西省北部の九江の南にある山。海抜1548メートル。北に長江,南に陽(ハヨウ)湖を望む景勝地。仏教,特に浄土教の霊山で,四世紀末に慧遠(エオン)が白蓮社をつくった所。朱熹(シユキ)の講学地として知られた白鹿洞書院,白楽天の詩に名高い香炉峰などがある。匡山(キヨウザン)。匡廬山。ルー-シャン。

ろざん=の真面目(シンメンモク)🔗🔉

――の真面目(シンメンモク) 〔蘇軾の詩〔題西林壁」より。廬山の山容は見る方向で全く変わって見えることから〕 物事の奥深く,はかり知れないことをたとえていう語。

ろざん-じ【廬山寺】🔗🔉

ろざん-じ 【廬山寺】 京都市上京区寺町通にある円浄宗の本山。938年良源の創建。中国の廬山にならって蓮社を結び,天台・浄土・律・真言の道場となったが,現在は天台宗系。応仁の乱によって焼失後,現地に再興。廬山天台講寺。

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