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み-くりや【御厨】🔗🔉

み-くりや 【御厨】 (1)古代・中世,供御(クゴ)・供祭用の魚介類・果物類を調進するために設けられた所領。内膳司所属のもの,伊勢神宮所属のものが著名。 (2)神に供える食物を調理する所。

み-ずし【御厨子】🔗🔉

み-ずし ―ヅシ [0] 【御厨子】 (1)厨子を敬っていう語。「いま一つ―のもとなりけるを取りて/枕草子 138」 (2)御厨子所に仕える女官。「まことに―が車にぞありければ/枕草子 278」

みずし-だな【御厨子棚】🔗🔉

みずし-だな ―ヅシ― [0][3] 【御厨子棚】 もと,御厨子所にあって食物などを納めた棚。のち,美しく製作して座敷に置き,飾りとした。二階棚に似るが,下段は両開きの扉をつけ,櫛筥(クシバコ)・硯筥(スズリバコ)などの器物を置いた。

みずし-どころ【御厨子所】🔗🔉

みずし-どころ ―ヅシ― [4] 【御厨子所】 (1)宮内省内膳司に属した役所。後涼殿の西に置かれ,天皇の食膳調理,節会(セチエ)の酒肴をつかさどった。 (2)(一般に)台所。調理場。「親の―に使ひける女の/宇治拾遺 9」

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