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ちゅう-しょう【抽象】🔗🔉

ちゅう-しょう チウシヤウ [0] 【抽象】 (名)スル 〔abstraction〕 事物や表象を,ある性質・共通性・本質に着目し,それを抽(ヒ)き出して把握すること。その際,他の不要な性質を排除する作用(=捨象)をも伴うので,抽象と捨象とは同一作用の二側面を形づくる。 ⇔具象(グシヨウ) ⇔具体 「意味或は判断の中に現はれたる者は原経験より―せられたるその一部であつて/善の研究(幾多郎)」 →捨象

ちゅうしょう-か【抽象化】🔗🔉

ちゅうしょう-か チウシヤウクワ [0] 【抽象化】 (名)スル 抽象的にすること。 ⇔具体化 「女性の姿を―した図案」

ちゅうしょう-がいねん【抽象概念】🔗🔉

ちゅうしょう-がいねん チウシヤウ― [5] 【抽象概念】 〔哲〕 ある性質や関係を,その基体である個々の事物から離れてそれ自体として指示する概念。例えば,人間性・大・正直など。抽象名辞。 ⇔具体概念

ちゅうしょう-げいじゅつ【抽象芸術】🔗🔉

ちゅうしょう-げいじゅつ チウシヤウ― [5] 【抽象芸術】 ⇒アブストラクト-アート

ちゅうしょう-せい【抽象性】🔗🔉

ちゅうしょう-せい チウシヤウ― [0] 【抽象性】 〔哲〕 ありのままの事物を抽象することによって得られる一般的・観念的な性質。 ⇔具体性

ちゅうしょう-だいすうがく【抽象代数学】🔗🔉

ちゅうしょう-だいすうがく チウシヤウ― [7] 【抽象代数学】 古典的な代数学を抽象化し,代数系,すなわち要素間の結合が定義された集合を研究する学問。例えば群・環・体などの理論。

ちゅうしょう-てき【抽象的】🔗🔉

ちゅうしょう-てき チウシヤウ― [0] 【抽象的】 (形動) 〔abstract〕 (1)概念的で一般的なさま。「現象を―にとらえる」 (2)事物を観念によって一面的にとらえ,実際の有り様から遠ざかっているさま。「―な説明に終始する」 ⇔具象的 ⇔具体的

ちゅうしょう-ひょうげん-しゅぎ【抽象表現主義】🔗🔉

ちゅうしょう-ひょうげん-しゅぎ チウシヤウヘウゲン― [9] 【抽象表現主義】 あらゆる定形を否定し力動感を表現する非幾何学的な抽象絵画。第二次大戦後,アメリカにおこったアクション-ペインティング,フランスのアンフォルメルなどの総称。

ちゅうしょう-めいし【抽象名詞】🔗🔉

ちゅうしょう-めいし チウシヤウ― [5] 【抽象名詞】 名詞の一類。抽象概念を表す名詞。「平和」「思考」「娯楽」など。

ちゅうしょう-ろん【抽象論】🔗🔉

ちゅうしょう-ろん チウシヤウ― [3] 【抽象論】 具体的な手段や方法の裏付けのない理論。

ちゅうしょう【抽象】(和英)🔗🔉

ちゅうしょう【抽象】 abstraction.→英和 〜的(に) abstract(ly).→英和 ‖抽象芸術 abstract art.抽象名詞《文》an abstract noun.抽象論(に陥る) (fall into) an abstract argument.

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