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つが【栂】🔗🔉

つが [2][0] 【栂】 マツ科の常緑高木。山地に自生。幹は直立し,30メートルに達する。葉は線形で枝に二列に密生する。雌雄同株。雌花・雄花とも枝端に単生。球果は小さい長卵形。材は建材・器具材・パルプに,樹皮からはタンニンをとる。近縁種にコメツガ・カナダツガなど。トガ。栂の木。

つが-ざくら【栂桜】🔗🔉

つが-ざくら [3] 【栂桜】 ツツジ科の常緑小低木。高山に生え,栽培もされる。高さ10〜20センチメートル。葉は線形で密に互生しツガに似る。夏,枝頂から花柄を数個出し,淡紅色鐘形の花を下垂してつける。 栂桜 [図]

つが-の-き【栂の木】🔗🔉

つが-の-き [1] 【栂の木】 ツガの別名。

つがのき-の【栂の木の】🔗🔉

つがのき-の 【栂の木の】 (枕詞) 類音から,「いやつぎつぎに」にかかる。「―いやつぎつぎに天の下知らしめししを/万葉 29」 →栂(トガ)の木の

とが【栂】🔗🔉

とが [1] 【栂】 「つが(栂)」に同じ。

とが-さわら【栂椹】🔗🔉

とが-さわら ―サハラ [3] 【栂椹】 マツ科の常緑高木。暖地の深山に生える。葉がツガに似,材がサワラに似ているのでこの名がある。材は桶・器具・建築材などにする。五葉栂。椹栂。

とがのお【栂尾】🔗🔉

とがのお トガノヲ 【栂尾】 京都市右京区にある清滝川上流の景勝地。高雄(高尾)・槙尾とともに三尾(サンビ)と呼ばれ,紅葉の名所。真言宗御室派の高山寺がある。

とがのお-ちゃ【栂尾茶】🔗🔉

とがのお-ちゃ トガノヲ― [4] 【栂尾茶】 栂尾産の茶。高山寺の明恵上人が栽植したといわれ,特に珍重された。本茶。 →非茶(ヒチヤ)

とがのき-の【栂の木の】🔗🔉

とがのき-の 【栂の木の】 〔類音から〕 「つぎつぎ」にかかる序詞に用いられる。「しじに生ひたる―いや継ぎ継ぎに/万葉 907」 →栂(ツガ)の木の

つが【栂】(和英)🔗🔉

つが【栂】 《植》a hemlock spruce.

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