複数辞典一括検索+

かん-おん【桓温】🔗🔉

かん-おん クワンヲン 【桓温】 (313-374) 東晋の武将・政治家。字(アザナ)は元子。成漢を滅ぼし征西大将軍・臨賀郡公となる。朝政を専断したが,北伐を敢行し前燕に敗れて失墜。簡文帝をたて,その死後自立をはかったが失敗し病死した。

かん-こう【桓公】🔗🔉

かん-こう クワン― 【桓公】 (?-前643) 中国,春秋時代の斉の君主。名は小白。鮑叔(ホウシユク)の推挙で管仲(カンチユウ)を用い,春秋時代最初の覇者となった。

かんざん【桓算・寛算】🔗🔉

かんざん クワンザン 【桓算・寛算】 平安時代の天台宗の僧。内供奉(ナイグブ)に任ぜられ,桓算供奉と称された。恨みから霊鬼となり朝家を悩ましたという。

かんむ-てんのう【桓武天皇】🔗🔉

かんむ-てんのう クワンムテンワウ 【桓武天皇】 (737-806) 第五〇代天皇(在位 781-806)。名は山部(ヤマノベ)。光仁天皇の皇子。794年,都を平安京に遷した。在位中は坂上田村麻呂を征夷大将軍として東北地方に派遣するなど,朝廷権力を大きく伸長した。陵墓は山城国紀伊郡柏原にあり,柏原天皇とも呼ばれる。

かんむ-へいし【桓武平氏】🔗🔉

かんむ-へいし クワンム― 【桓武平氏】 平安時代のはじめに平(タイラ)姓を与えられて臣籍に入った皇孫諸流のうち,桓武天皇の子孫の氏の称。葛原(カツラハラ)親王の孫高望(タカモチ)王が東国に下向,その子孫は坂東八平氏として栄え,国香・貞盛・維衡(コレヒラ)・将門らが出た。維衡流の伊勢平氏から出た清盛は,武家政権を樹立した。 →平(タイラ) →桓武平氏[表]

大辞林で始まるの検索結果 1-5