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ほう-し【法師】🔗🔉

ほう-し ホフ― [1] 【法師】 (1)仏道を修め,仏法に精通し,その教えを広め導く人。僧。僧侶。出家。 (2)法体をした俗人の男子。「琵琶―」「六十余りの―,素肌に紙子の袷,破れたる十徳に浅黄の頭巾横さまに被き/浮世草子・好色万金丹」 (3)〔昔,男の子は頭髪をそっていたところから〕 男の子。 (4)「法師武者」の略。 (5)他の語の下に添えて,「人」の意を表す。多く「ぼうし」と濁る。「影―」「一寸―」

ほうし=の櫛貯(クシダクワ)え🔗🔉

――の櫛貯(クシダクワ)え 不似合いなことをすることのたとえ。

ほうし-うた【法師歌】🔗🔉

ほうし-うた ホフ― [3] 【法師歌】 地歌・上方歌の別称。盲目の法師の専門芸であったためにこう呼ばれた。

ほうし-がえり【法師還り】🔗🔉

ほうし-がえり ホフ―ガヘリ 【法師還り】 法師が再び俗人にかえること。還俗(ゲンゾク)。「―と人や見るらん/犬筑波集」

ほうし-ぜみ【法師蝉】🔗🔉

ほうし-ぜみ ホフ― [3] 【法師蝉】 ツクツクボウシの異名。[季]秋。

ほうし-な【法師名】🔗🔉

ほうし-な ホフ― [3] 【法師名】 出家した者がつける僧としての名。法名(ホウミヨウ)。

ほうし-なり【法師為り・法師成り】🔗🔉

ほうし-なり ホフ― 【法師為り・法師成り】 僧になること。出家すること。「御―の時だにいみじかりしに/栄花(玉の飾)」

ほうし-まさり【法師勝り】🔗🔉

ほうし-まさり ホフ― 【法師勝り】 法師になって人柄が俗人の時より一段と立派になること。「なかなか―したる人になむ侍りける/源氏(若紫)」

ほうし-むしゃ【法師武者】🔗🔉

ほうし-むしゃ ホフ― [4] 【法師武者】 僧形の武士。僧兵。

ほうしがはは【法師が母】🔗🔉

ほうしがはは ハフシガハハ 【法師が母】 狂言の一。酒に酔った勢いで妻を離別してしまった男が,やがて酔いからさめて,「法師(=子供)が母恋しや」と狂乱の体で妻の姿を求める。法師物狂。

ほうし【法師】(和英)🔗🔉

ほうし【法師】 a monk.→英和

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