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ほう-ねん【法然】🔗🔉

ほう-ねん ホフ― [1] 【法然】 「法爾(ホウニ){(1)}」に同じ。

ほうねん【法然】🔗🔉

ほうねん ホフネン 【法然】 (1133-1212) 浄土宗の開祖。諱(イミナ)は源空。諡(オクリナ)は円光大師・明照大師。黒谷上人・吉水(ヨシミズ)上人とも称される。美作(ミマサカ)の人。比叡山で源光・皇円,次いで黒谷別所の叡空に師事。のち善導の「観無量寿経疏」や源信の「往生要集」に啓発され,1175年専修念仏の教えを唱えて浄土宗を開いた。京都東山の吉水に庵を結んで布教に努め,主に武士・農民の帰依を得た。旧仏教からの激しい圧迫を受け,1207年専修念仏は停止され四国に流されたが,のち許されて帰洛。著「選択本願念仏集」など。

ほうねん-あたま【法然頭】🔗🔉

ほうねん-あたま ホフネン― [5] 【法然頭】 〔法然上人の頭の形に似ていることから〕 頂がへこんだ頭。

ほうねん-いん【法然院】🔗🔉

ほうねん-いん ホフネンン 【法然院】 京都市左京区鹿ヶ谷にある単立宗教法人の寺。もと浄土宗。山号,善気山。法然が弟子とともに六時礼讃を修した旧跡。1680年知恩院三八世の心阿万無が中興。

ほうねん-き【法然忌】🔗🔉

ほうねん-き ホフネン― [3] 【法然忌】 法然上人の忌日に行う法会。御忌(ギヨキ)。[季]春。

ほうねん-しょうにんえでん【法然上人絵伝】🔗🔉

ほうねん-しょうにんえでん ホフネンシヤウニンデン 【法然上人絵伝】 法然上人の行状を中心に描いた絵巻物。1237年撰述の「伝法絵流通」が最も古く,弘願本,増上寺本,覚如撰の「拾遺古徳伝」などを経て,徳治年間(1306-1308)頃「法然上人行状絵図」四八巻(知恩院蔵)として集大成された。法然伝のほか,浄土宗確立の過程,法然の教説など内容は多岐に及ぶ。

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