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あらひと-がみ【現人神・荒人神】🔗🔉

あらひと-がみ [4][5] 【現人神・荒人神】 (1)人の姿をして,この世に現れた神。天皇をいう。あきつかみ。「吾は是,―の子也/日本書紀(景行訓)」 (2)時に応じて現れ霊験を示す神。特に,住吉や北野の神などをいう。「住吉(スミノエ)の―舟の舳(ヘ)にうしはき給ひ/万葉 1020」 (3)人にたたりをする荒々しい神。[日葡]

うつし-おみ【現人】🔗🔉

うつし-おみ 【現人】 生きている現実の人間。この世の人の姿。「我が大神,―有らむとは,覚(サト)らざりき/古事記(下)」 →うつせみ →うつそみ

うつし-びと【現人】🔗🔉

うつし-びと 【現人】 (1)(僧に対して)在俗の人。「―にては,世におはせむも,うたてこそあらめ/源氏(手習)」 (2)(死者に対して)この世の人。「―にてだにむくつけかりし人の御けはひを/源氏(若菜下)」

うつつ-びと【現人】🔗🔉

うつつ-びと 【現人】 この世に生きている人。また,出家せず俗世間にある人。「かうまで―にて見るべかりしひとかは/狭衣 4」

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