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広辞苑の検索結果 (6)

あらひと‐がみ【現人神・荒人神】🔗🔉

あらひと‐がみ現人神・荒人神】 ①(神は隠身を常とするが、人の姿となってこの世に現れた神とすることから)天皇の称。あきつみかみ。あきつかみ。景行紀「吾は是れ―の子みこなり」 ②随時、姿を現して霊威を発揮する神。特に、住吉すみのえの神・北野の神などの称。万葉集6「住吉の―船の舳にうしはき給ひ」

うつし‐おみ【現人】🔗🔉

うつし‐おみ現人】 この世の人。古事記「恐かしこし、我が大神、―にましまさむとは」→うつせみ⇒うつし【現し】

うつし‐びと【現し人】🔗🔉

うつし‐びと現し人】 ①(死者に対し)この世に生きている人。源氏物語若菜下「―にてだにむくつけかりし人」 ②(出家に対し)普通の人。在俗の人。 ⇒うつし【現し】

うつせみ【現人】🔗🔉

うつせみ現人】 (ウツシ(現)オミ(臣)の約ウツソミが更に転じたもの。「空蝉」は当て字) ①この世に現存する人間。生存している人間。万葉集1「―も妻を争ふらしき」 ②この世。現世。また、世間の人。世人。万葉集4「―の世の人なれば」。万葉集14「―の八十やそ言の葉は繁くとも」 ⇒うつせみ‐の【現人の・空蝉の】

うつせみ‐の【現人の・空蝉の】🔗🔉

うつせみ‐の現人の・空蝉の】 〔枕〕 「身」「命」「世」「人」「妹」にかかる。万葉集1「―命を惜しみ」 ⇒うつせみ【現人】

うつそみ【現人】🔗🔉

うつそみ現人⇒うつせみ

大辞林の検索結果 (4)

あらひと-がみ【現人神・荒人神】🔗🔉

あらひと-がみ [4][5] 【現人神・荒人神】 (1)人の姿をして,この世に現れた神。天皇をいう。あきつかみ。「吾は是,―の子也/日本書紀(景行訓)」 (2)時に応じて現れ霊験を示す神。特に,住吉や北野の神などをいう。「住吉(スミノエ)の―舟の舳(ヘ)にうしはき給ひ/万葉 1020」 (3)人にたたりをする荒々しい神。[日葡]

うつし-おみ【現人】🔗🔉

うつし-おみ 【現人】 生きている現実の人間。この世の人の姿。「我が大神,―有らむとは,覚(サト)らざりき/古事記(下)」 →うつせみ →うつそみ

うつし-びと【現人】🔗🔉

うつし-びと 【現人】 (1)(僧に対して)在俗の人。「―にては,世におはせむも,うたてこそあらめ/源氏(手習)」 (2)(死者に対して)この世の人。「―にてだにむくつけかりし人の御けはひを/源氏(若菜下)」

うつつ-びと【現人】🔗🔉

うつつ-びと 【現人】 この世に生きている人。また,出家せず俗世間にある人。「かうまで―にて見るべかりしひとかは/狭衣 4」

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