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もず【百舌・百舌鳥・鵙】🔗🔉

もず [1] 【百舌・百舌鳥・鵙】 (1)スズメ目モズ科の鳥の総称。世界に約八〇種,日本にはモズ・アカモズ・チゴモズ・オオモズ・オオカラモズの五種がいる。 (2){(1)}の一種。全長20センチメートルほどで,尾が長い。雄は顔に太い黒帯があり,頭部は茶色,背面は灰褐色,腹面は淡褐色。脇は赤褐色で,翼に白斑がある。雌は全体が褐色。昆虫や小動物を捕食し,とった獲物を小枝などに突き刺しておく習性がある。[季]秋。《―啼くや一番高い木のさきに/正岡子規》 百舌(2) [図]

もず=の草潜(クサグキ)🔗🔉

――の草潜(クサグキ) モズが春になると人里近くに姿を見せなくなるのを,草の中にもぐり込むと思っていったもの。「春されば―見えずとも/古今六帖 6」

もず=の速贄(ハヤニエ)🔗🔉

――の速贄(ハヤニエ) モズが枝に突き刺しておく虫など。他の鳥の餌になるのを,供物と見立てた語。もずの磔(ハリツケ)。

もず-かんじょう【百舌勘定】🔗🔉

もず-かんじょう ―カンヂヤウ [3] 【百舌勘定】 〔ハトとシギとモズが集まって一五文の買い食いをしたが,ハトに八文,シギに七文出させて,モズは一文も出さなかったという昔話から〕 自分はあまり金を出さず,他の人にばかり出させようとすること。

もず-こふんぐん【百舌鳥古墳群】🔗🔉

もず-こふんぐん 【百舌鳥古墳群】 大阪府堺市の南部にある古墳時代中期に属する古墳群。仁徳陵・履仲陵をはじめ,十数基の大形前方後円墳と陪塚(バイチヨウ)とからなる。長持形石棺・鉄製武器武具類・馬具などが出土。

もず【百舌】(和英)🔗🔉

もず【百舌】 《鳥》a shrike.→英和

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