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ちょっ-かん【直観】🔗🔉

ちょっ-かん チヨククワン [0] 【直観】 (名)スル 〔哲〕 〔intuition〕 推理を用いず,直接に対象を捉えること。一般には感性的知覚をいうが,直接的に全体および本質をつかむ認識能力としてプラトンの「イデアの直観」以来,哲学上さまざまな形で高い位置が与えられてきた(スピノザ,シェリング,ベルクソンなど)。「知的―」「アウグスチヌスが神は不変的―を以て万物を―するといひ/善の研究(幾多郎)」

ちょっかん-きか【直観幾何】🔗🔉

ちょっかん-きか チヨククワン― [5] 【直観幾何】 観察・実測・作図などの手段により,直観に基づいて図形の性質を研究する幾何。現在,初等教育で取り扱っているもの。 ⇔論証幾何

ちょっかん-きょうじゅ【直観教授】🔗🔉

ちょっかん-きょうじゅ チヨククワンケウ― [5] 【直観教授】 事物観察や体験を通して子供が得た印象を重んじる教授方法。コメニウスやペスタロッチにより提唱された。

ちょっかん-しゅぎ【直観主義】🔗🔉

ちょっかん-しゅぎ チヨククワン― [5] 【直観主義】 (1)認識に関して,思惟よりも直観を重視する立場。 (2)倫理学で,善悪の道徳的判断は理性ではなく情緒的・知的直観によって可能となるとする説。功利主義とともにイギリス倫理学説の底流をなす。直覚説。 (3)〔数〕 数学基礎論で,ヒルベルトらの形式主義に対抗し,数学的直観が数学を導くと考えるブラウアーらの立場。排中律の機械的な使用を認めないなど,通常の論理と多少異なる。

ちょっかん-ぞう【直観像】🔗🔉

ちょっかん-ぞう チヨククワンザウ [3] 【直観像】 〔心〕 以前に見た事物が,あとになっても,まるで眼前にあるかのように鮮明に見える現象。また,その像。子供に多くみられる。当人はそれが現実に存在しないことを知っている点で幻覚とは異なる。

ちょっかん-てき【直観的】🔗🔉

ちょっかん-てき チヨククワン― [0] 【直観的】 (形動) 思考・推理などの思惟作用を加えずに,物事を直接的に感覚的にとらえるさま。「―に感じとる」「―なひらめき」

ちょっかん【直観[覚](力)】(和英)🔗🔉

ちょっかん【直観[覚](力)】 intuition.→英和 〜的 intuitive;→英和 intuitional.→英和

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