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そ【租】🔗🔉

[1] 【租】 律令制の税の一。口分田・位田・賜田・功田などの面積に対して課税され,収穫量の約3パーセントの割合で,稲で納めさせた。正税(シヨウゼイ)と呼ばれて正倉に蓄積され,毎年出挙(スイコ)して利稲を国郡の費用にあてた。田租。

そ-かい【租界】🔗🔉

そ-かい [0] 【租界】 一九世紀後半から解放前の中国の開港場で,外国人が行政権と警察権を握っていた地域。共同租界と各国専管租界とがあった。

そ-こう【租貢】🔗🔉

そ-こう [0] 【租貢】 年貢。貢租。

そこう-けん【租鉱権】🔗🔉

そこう-けん ソクワウ― [2] 【租鉱権】 他人の鉱区または鉱床で鉱物を採取する権利。採掘権者との契約に基づき,当該官庁の認可を受け,登録して成立する。

そ-しゃく【租借】🔗🔉

そ-しゃく [0] 【租借】 (名)スル 他国の領土を借り受けること。

そしゃく-ち【租借地】🔗🔉

そしゃく-ち [3] 【租借地】 ある国が他国から租借した土地。領土権は残存するが,統治権は租借国に属する。

そ-ぜい【租税】🔗🔉

そ-ぜい [1][0] 【租税】 (1)国家または地方公共団体が,経費にあてるために国民や住民から強制的に徴収する金銭。国が徴収する国税と地方公共団体が徴収する地方税とがある。税。税金。 (2)租と税。田租とその他の庸・調などの税。

そぜい-かいひ-ち【租税回避地】🔗🔉

そぜい-かいひ-ち ―クワイヒ― [6] 【租税回避地】 ⇒タックス-ヘイブン

そぜい-きゃくたい【租税客体】🔗🔉

そぜい-きゃくたい [4] 【租税客体】 ⇒課税物件(カゼイブツケン)

そぜい-じょうやく【租税条約】🔗🔉

そぜい-じょうやく ―デウ― [4] 【租税条約】 二国間での二重課税を回避し,また国際間の脱税を防止する目的で締結される条約。 →国際二重課税

そぜい-とくべつそち【租税特別措置】🔗🔉

そぜい-とくべつそち [8] 【租税特別措置】 特定の政策目標達成のための,租税の減免もしくは増徴措置。「―法」

そぜい-はん【租税犯】🔗🔉

そぜい-はん [2] 【租税犯】 租税の賦課・徴収・納付に関連する犯罪。脱税犯と租税危害犯とがある。

そぜい-ふたんりつ【租税負担率】🔗🔉

そぜい-ふたんりつ [5] 【租税負担率】 一般に,国民所得に占める税額の割合。個人の所得に占める税金の割合をいう場合もある。

そぜい-ほう【租税法】🔗🔉

そぜい-ほう ―ハフ 【租税法】 租税に関する法の総称。納税義務,租税の賦課・徴収などを規定する。国税通則法・国税徴収法・国税犯則取締法・地方税法などがある。税法。

そぜい-ほうりつ-しゅぎ【租税法律主義】🔗🔉

そぜい-ほうりつ-しゅぎ ―ハフリツ― [8] 【租税法律主義】 租税の賦課・徴収は必ず法律の根拠に基づいて行われなければならないとする主義。

そ-ちょう【租帳】🔗🔉

そ-ちょう ―チヤウ 【租帳】 律令時代,一年間の田租の収納を記した帳簿。毎年諸国から民部省主税寮と中務省に納める。

そ-とう【租稲】🔗🔉

そ-とう ―タウ [0] 【租稲】 律令制で,租として収める稲。

そ-まい【租米】🔗🔉

そ-まい [0] 【租米】 租税として納入する米。年貢米。

そ-よう-ちょう【租庸調】🔗🔉

そ-よう-ちょう ―テウ [2] 【租庸調】 (1)中国,隋唐時代,均田法による土地給付に応じ国家に納めさせた税目の総称。唐代では丁男に対し年ごとに,粟二石(租),中央政府の力役二〇日またはその代納(庸),絹二丈と綿三両(調)を課した。のち均田制崩壊に伴い両税法に移行。 (2)日本で,唐制にならい班田収授法を背景に施行された租税体系。 →租 →庸 →調

た-ぢから【田力・租】🔗🔉

た-ぢから 【田力・租】 〔古くは「たちから」〕 律令制の税の一。「でんそ(田租)」に同じ。

そかい【租界】(和英)🔗🔉

そかい【租界】 a settlement;→英和 a concession.→英和

そしゃく【租借(権)】(和英)🔗🔉

そしゃく【租借(権)】 (a) lease.→英和 〜する lease.‖租借地 a leased territory.

そぜい【租税】(和英)🔗🔉

そぜい【租税】 taxes;taxation (課税).→英和 ⇒税.

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