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かん【竿】🔗⭐🔉
かん 【竿】 (接尾)
助数詞。さおの数を数えるのに用いる。「一―を携える」
かん-しゅ【竿首】🔗⭐🔉
かん-しゅ [1] 【竿首】
さらし首。梟首(キヨウシユ)。
かん-しょう【竿檣】🔗⭐🔉
かん-しょう ―シヤウ [0] 【竿檣】
檣楼を持たず,簡単な見張り台や探海灯・信号竿などを設けた軍艦のほばしら。
かん-とう【竿灯】🔗⭐🔉
かん-とう [0] 【竿灯】
八月五日〜七日,秋田市などで行われる眠り流しの行事。また,その祭りに用いる道具。親竹に横竹を数本取り付け,各々に提灯(チヨウチン)をつり下げたものを若者が肩や額などで支えて練り歩く。[季]秋。
竿灯
[図]

かん-とう【竿頭】🔗⭐🔉
かん-とう [0] 【竿頭】
竿(サオ)のさき。「百尺―一歩を進む」
かん-どく【簡牘・竿牘】🔗⭐🔉
かん-どく [0] 【簡牘・竿牘】
〔「かんとく」とも。「簡」は竹札,「牘」は木札。紙のなかった時代にそれらに文字を書いたことから〕
(1)文書。書札。
(2)手紙。書簡。書牘。
さお【竿・棹】🔗⭐🔉
さお サヲ 【竿・棹】
■一■ [2] (名)
(1)枝葉を取り去って作った竹の細長い棒。「物干し―」「旗―」
(2)舟をこぐ道具。岸辺や水底につっぱって舟を進ませるための長い棒。《棹》「―を差す」
(3)釣り竿。「―を磨く」「のべ―」
(4)三味線の胴から上の,糸を張る長い柄。また,三味線。《棹》
→三味線
(5)雁(ガン)が一列になって飛ぶさま。
(6)陰茎を俗にいう語。
■二■ (接尾)
助数詞。
(1)竿に付けた旗を数えるのに用いる。「大漁旗二―」
(2)箪笥(タンス)・長持などを数えるのに用いる。「箪笥二―」
(3)羊羹(ヨウカン)やそれに類した細長い菓子などを数えるのに用いる。「羊羹二―」
(4)竿に干した洗濯物などを数えるのに用いる。「洗濯物三―」
(5)江戸時代,金座で竿金(サオガネ)を数えるのに用いる。
さお=の先に鈴(スズ)🔗⭐🔉
――の先に鈴(スズ)
口数が多く騒がしいことのたとえ。
さお-いし【竿石】🔗⭐🔉
さお-いし サヲ― [2] 【竿石】
石灯籠などの,基礎の上に立ち火袋を支える柱状の部分。
さお-いれ【竿入れ】🔗⭐🔉
さお-いれ サヲ― 【竿入れ】
江戸時代,間竿(ケンザオ)で土地面積を測ること。さおうち。けんちうち。
さお-うち【竿打ち】🔗⭐🔉
さお-うち サヲ― 【竿打ち】
「竿入(サオイ)れ」に同じ。
さお-がね【竿金】🔗⭐🔉
さお-がね サヲ― 【竿金】
江戸時代,竹筒に金銀をとかして入れ,棒状にしたもの。必要に応じて切って貨幣にした。竹流し。
さお-だけ【竿竹】🔗⭐🔉
さお-だけ サヲ― [0][2] 【竿竹】
竿にして使う竹。たけざお。
さお-だち【棹立ち・竿立ち】🔗⭐🔉
さお-だち サヲ― [0] 【棹立ち・竿立ち】
馬などが前足をあげ後ろ足で立ちあがること。棒立ち。「馬が驚いて―になる」
さお-つぎ【竿継(ぎ)】🔗⭐🔉
さお-つぎ サヲ― [0][4] 【竿継(ぎ)】
木材の継手の一。
(ホゾ)を長くつくり,これを車知(シヤチ)で固める継ぎ方。縁側の桁・框(カマチ)などを継ぐのに用いる。竿車知(サオシヤチ)継ぎ。車知継ぎ。

さお-づり【竿釣(り)】🔗⭐🔉
さお-づり サヲ― [0][4] 【竿釣(り)】
釣り竿を使って魚を釣る方法。
→手釣り
さお-とり【竿取り】🔗⭐🔉
さお-とり サヲ― 【竿取り】
間竿(ケンザオ)をとって検地をすること。また,その役職。
さお-のぼり【竿登り】🔗⭐🔉
さお-のぼり サヲ― [3] 【竿登り】
直立した長い竿によじのぼって,種々の曲芸をする軽業。
さお-ばかり【竿秤・棹秤】🔗⭐🔉
さお-ばかり サヲ― [3] 【竿秤・棹秤】
秤の一。竿の一端に品物を,他端に分銅をつるして,中間にある支点となる取っ手を持ち,竿が水平になるように分銅を移動させ,釣り合った位置の目盛りを読み,重さを量る。
竿秤
[図]

さお-ぶぎょう【竿奉行】🔗⭐🔉
さお-ぶぎょう サヲブギヤウ [3] 【竿奉行】
江戸時代,検地の時に竿入れのことをつかさどった役人。
さお-ぶち【竿縁・棹縁】🔗⭐🔉
さお-ぶち サヲ― [0] 【竿縁・棹縁】
天井板を支えるために天井板に直角に取り付ける細長い材。梁(ハリ)からつるし,両端を天井回り縁に取り付けてとめる。装飾を兼ねて,角木・丸太・竹などが使われる。「―天井」
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