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おみ【臣】🔗🔉

おみ [1] 【臣】 (1)主君に仕える人。臣下。しん。「もののふの―の壮士(オトコ)は/万葉 369」 (2)姓(カバネ)の一。上代には皇別と称する諸氏に与えられ名門とされたが,八色(ヤクサ)の姓の制で有力な者には第二等である朝臣(アソン)の姓が与えられ,臣自体は第六等の姓とされた。

しん【臣】🔗🔉

しん [1] 【臣】 ■一■ (名) 主君に仕えている者。家来。臣下。 ⇔君 「股肱(ココウ)の―」 ■二■ (代) 一人称。家来が主君に対して自らをへりくだっていう語。「忝(カタジケナ)く―等が曩祖(ノウソ)を思へば/平家 7」

しん-い【臣位】🔗🔉

しん-い [1] 【臣位】 臣下の地位。臣たる身分。

しん-か【臣下】🔗🔉

しん-か [1] 【臣下】 君主に仕える者。けらい。臣。

しん-し【臣子】🔗🔉

しん-し [1] 【臣子】 (1)主君や親に仕える身分の者。 (2)臣下。

しん-じ【臣事】🔗🔉

しん-じ [1] 【臣事】 (名)スル 臣下として仕えること。「忠誠を以て神に主として―すべし/求安録(鑑三)」

しん-じゅう【臣従】🔗🔉

しん-じゅう [0] 【臣従】 (名)スル 臣下としてつき従うこと。また,その者。「諸国の武夫は大名小名に―して/日本開化小史(卯吉)」

しん-しょう【臣妾】🔗🔉

しん-しょう ―セフ [0] 【臣妾】 〔家来とめかけの意〕 人に服従する者。「―となり犬馬と化し/自由太刀余波鋭鋒(逍遥)」

しん-せき【臣籍】🔗🔉

しん-せき [0][1] 【臣籍】 旧憲法下,皇族以外の,臣民としての身分。臣民籍。

しんせき-こうか【臣籍降下】🔗🔉

しんせき-こうか ―カウ― [5] 【臣籍降下】 旧憲法下,皇族がその身分を離れて臣籍に入ること。

しんせき-こうか【臣籍降嫁】🔗🔉

しんせき-こうか ―カウ― [5] 【臣籍降嫁】 旧憲法下,皇族女子が勅許を得てその身分を離れ,皇族以外の者に嫁すること。

しん-せつ【臣節】🔗🔉

しん-せつ [0] 【臣節】 臣下として守るべき節義。

しん-ぞく【臣属】🔗🔉

しん-ぞく [1] 【臣属】 (名)スル 臣下として隷属すること。また,その人。臣従。臣下。

しん-どう【臣道】🔗🔉

しん-どう ―ダウ [1] 【臣道】 臣下として守るべき道。

しん-ぷく【臣服】🔗🔉

しん-ぷく [0] 【臣服】 (名)スル 臣下として服従すること。

しん-ぼく【臣僕】🔗🔉

しん-ぼく [1][0] 【臣僕】 家来。しもべ。

しん-みん【臣民】🔗🔉

しん-みん [3] 【臣民】 君主国において,君主に支配されるものとしての人民。旧憲法下において,天皇および皇族を除いた国民。臣。

しん-りょう【臣僚】🔗🔉

しん-りょう ―レウ [0] 【臣僚】 多数の臣下。また,多くの役人。

や-つ-こ【奴・臣】🔗🔉

や-つ-こ [0] 【奴・臣】 〔「家(ヤ)つ子」の意〕 ■一■ (名) (1)古代の賤民のうち,もっとも下級の奴隷。また,身分の卑しい者。「住吉の小田を刈らす児―かもなき―あれど妹がみためと私田刈る/万葉 1275」 (2)家来。下僕。「其の家に一人の―あり/今昔 2」 (3)ある物事に執着して心身の自由を奪われることをたとえていう。とりこ。「ますらをの聡き心も今はなし恋の―に我(アレ)は死ぬべし/万葉 2907」 (4)人や物をののしっていう語。やつ。「面忘れだにもえすやと手(タ)握りて打てども懲りず恋といふ―/万葉 2574」 ■二■ (代) 一人称。自分をへりくだっていう語。やつがれ。「対へて曰さく,―は是国神なり/日本書紀(神武訓)」

やつこ-らま【臣・奴・僕】🔗🔉

やつこ-らま 【臣・奴・僕】 〔「ら」「ま」はともに接尾語〕 主君に仕える人。下僕。「市辺の天皇が御足末(ミアナスエ)―/播磨風土記」

しん【臣】(和英)🔗🔉

しん【臣】 a subject (臣下);→英和 a retainer (家来).

しんか【臣下】(和英)🔗🔉

しんか【臣下】 a subject;→英和 a vassal.→英和

しんみん【臣民】(和英)🔗🔉

しんみん【臣民】 a subject.→英和

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