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【臣】 7画 臣部 [四年] 区点=3135 16進=3F43 シフトJIS=9062 《常用音訓》シン/ジン 《音読み》 シン/ジン〈chn〉 《訓読み》 おみ 《名付け》 う・お・おか・おみ・おん・きむ・きん・しく・しげ・たか・とみ・み・みつ・みる 《意味》 {名}おみ。もと、かしこまってつかえるどれいのこと。転じて、家来。〈対語〉→君。「臣僕」「臣事(家来としてつかえる)」「臣事君、如之何=臣、君ニ事フルニハ、コレヲイカンセン」〔→論語{名}臣下が君主に対してへりくだっていう自称のことば。〈類義語〉→僕。「臣不能以喩臣之子=臣ハモッテ臣ノ子ニ喩スコトアタハズ」〔→荘子シンタリ{動}家来としての本分をつくす。家来らしくする。「臣不臣=臣臣タラズ」〔→論語シントス{動}家来とする。召し使う。「学焉而後臣之=学ンデシカル後コレヲ臣トス」〔→孟子〕 〔国〕おみ。八姓の一つ。天武天皇の時代に制定された八色ヤクサの姓カバネの六番め。 《解字》 象形。臣は、下に伏せてうつむいた目を描いたもので、身をかたくこわばらせて平伏するどれい。臥ガ(ふせる)や臨(下をみる)に含まれる。 《単語家族》 上古にはギンと読み、緊キン(かたくしめる)堅ケン(かたい)などと同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

臣一主二 シンイツシュニ🔗🔉

【臣一主二】 シンイツシュニ〈故事〉家来としてつかえる自分のからだは一つであるが、主君としてつかえる相手は数多くある。主君とすべき人を、どこの国へいって求めようと自由であるという意。〔→左伝

臣下 シンカ🔗🔉

【臣下】 シンカ 家来。

臣子 シンシ🔗🔉

【臣子】 シンシ 家来と子ども。「臣民シンミン」と同じ。「子」は、接尾語。

臣子 シンシ🔗🔉

【臣民】 シンミン 君主に従属するものとしての国民。『臣子シンシ』

臣仕 シンシ🔗🔉

【臣事】 シンジ 家来としてつかえる。『臣仕シンシ』

臣御 シンギョ🔗🔉

【臣妾】 シンショウ 召使の男や女。▽「臣」は、男の召使。「妾」は、女の召使。『臣御シンギョ』

臣附 シンプ🔗🔉

【臣服】 シンプク 臣下としてつかえ、従う。臣下として服従する。『臣伏シンプク・臣附シンプ』「惟臣附于大邑周=コレ大邑周ニ臣附ス」〔→孟子

臣庶 シンショ🔗🔉

【臣庶】 シンショ 臣下と人民。

臣従 シンジュウ🔗🔉

【臣属】 シンゾク 臣下として服従する。『臣従シンジュウ』家来ども。

臣節 シンセツ🔗🔉

【臣道】 シンドウ 臣下として守るべき本分。『臣節シンセツ』「欲為君尽君道、欲為臣尽臣道=君タラント欲セバ君道ヲ尽クシ、臣タラント欲セバ臣道ヲ尽クス」〔→孟子

臣虜 シンリョ🔗🔉

【臣虜】 シンリョ 捕虜となって、家来になる。また、その人。「雖臣虜之労、不苦於此矣=臣虜ノ労トイヘドモ、コレヨリ苦シカラズ」〔→韓非

臣僕 シンボク🔗🔉

【臣僕】 シンボク 家来。召使。『臣隷シンレイ』

臣僚 シンリョウ🔗🔉

【臣僚】 シンリョウ 役人の仲間。

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