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そう-かい【藻海】🔗⭐🔉
そう-かい サウ― 【藻海】
〔Sargasso Sea〕
北大西洋の,ホンダワラ類の海藻が表層一面に浮遊している区域。北緯二〇〜四〇度,西経三五〜七五度の広い海面で,風も弱く,帆船時代には航海の難所として恐れられた。また,ウナギの産卵場として有名。サルガッソー海。藻の海。
そう-かっそ【藻褐素】🔗⭐🔉
そう-かっそ サウ― [3] 【藻褐素】
⇒フコキサンチン
そう-こうそ【藻紅素】🔗⭐🔉
そう-こうそ サウ― [3] 【藻紅素】
⇒フィコエリトリン
そうへき-もん【藻壁門】🔗⭐🔉
そうへき-もん サウヘキ― 【藻壁門】
平安京大内裏外郭十二門の一。西側にある三門の中央。西中御門(ニシナカノミカド)大路に向かって開く。佐伯門。
→大内裏
そう-るい【藻類】🔗⭐🔉
そう-るい サウ― [1] 【藻類】
水中に生活し,独立栄養を営む葉状植物の総称。分類上の明確な群ではない。緑藻類・褐藻類・紅藻類・藍藻類・ケイ藻類など。狭義で,前者三群をいう。
も【藻】🔗⭐🔉
も [0] 【藻】
水中に生育する水草・海草・藻類などの総称。
も-えび【藻海老】🔗⭐🔉
も-えび [0] 【藻海老】
海産のエビ。体長約12センチメートル。体は淡黄色または淡青色。食用。また,釣り餌とする。日本各地の内湾・内海に分布し,砂泥底の海藻の間にすむ。
も-かり【藻刈(り)】🔗⭐🔉
も-かり [0] 【藻刈(り)】
沼・池・川・海などに茂った藻を刈り取ること。[季]夏。
もかり-ぶね【藻刈り舟】🔗⭐🔉
もかり-ぶね 【藻刈り舟】
海藻を刈るのに用いる小舟。めかりぶね。「―沖漕ぎ来らし/万葉 1199」
も-ぐさ【藻草】🔗⭐🔉
も-ぐさ [0] 【藻草】
藻(モ)。水草・海草・藻類など。
も-くず【藻屑】🔗⭐🔉
も-くず ―クヅ [0] 【藻屑】
海中の藻のくず。
もくず=とな・る🔗⭐🔉
――とな・る
水難や海難で死ぬ。「海の―・る」
もくず-がに【藻屑蟹】🔗⭐🔉
もくず-がに ―クヅ― [3] 【藻屑蟹】
カニの一種。甲の幅約6センチメートル。はさみは大きく,褐色の長毛が房状に密生する。全身暗緑色。内湾の河口域から川の中流にすむ。肉は美味で食用とするが,肺臓吸虫の第二中間宿主なので,加熱調理が必要。日本各地と千島・沿海州・台湾などに分布。
も-しお【藻塩】🔗⭐🔉
も-しお ―シホ [0] 【藻塩】
海藻類に海水をそそぎかけて塩分を多く含ませ,それを焼いて水にとかし,そのうわずみを煮詰めてつくる塩。また,それをつくるためにくむ海水。「朝なぎに玉藻刈りつつ夕なぎに―焼きつつ/万葉 935」
もしお-ぎ【藻塩木】🔗⭐🔉
もしお-ぎ ―シホ― [3] 【藻塩木】
藻塩を製する時にたく薪。「さみだれはあまの―朽ちにけり/千載(夏)」
もしお-ぐさ【藻塩草】🔗⭐🔉
もしお-ぐさ ―シホ― [3] 【藻塩草】
(1)藻塩をとるために使う海藻・海草。かきあつめて,潮水をそそぐことから,「書く」の縁語に用いられることが多い。「いづくとも知らぬ逢瀬の―かきおく跡を形見とも見よ/平家 10」
(2)随筆・筆記類の異名。「よしなし言を心にまかせ,書きてぞおくる―/松の葉」
(3)「あまも」の別名。
(4)書名(別項参照)。
もしお-び【藻塩火】🔗⭐🔉
もしお-び ―シホ― [3] 【藻塩火】
藻塩をつくるときにたく火。「あまの―たくかとや見む/大鏡(伊尹)」
も-じゃこ【藻雑魚】🔗⭐🔉
も-じゃこ [2] 【藻雑魚】
ブリの稚魚。流れ藻の周囲について成長する。
も-だま【藻玉】🔗⭐🔉
も-だま [0] 【藻玉】
マメ科の常緑つる性木本。熱帯地方の海岸に生える。日本では屋久島・沖縄に自生。葉は羽状複葉で,小葉は倒卵形革質。春,開花。豆果は長さ50センチメートル以上になり,硬く平たい大形の種子がある。種子がしばしば漂着するのでこの名がある。
も-ぬけ【蛻け・藻抜け】🔗⭐🔉
も-ぬけ [0] 【蛻け・藻抜け】
ヘビやセミなどのぬけがら。「蝉の―のやうな姿ぢや/狂言・箕被」
も-の-はな【藻の花】🔗⭐🔉
も-の-はな [0][4] 【藻の花】
湖沼や小川などに生えるさまざまな藻類の花。一般に小さく,白や黄緑色で目立たないものが多い。花藻。[季]夏。《―や小舟よせたる門の前/蕪村》
も-ば【藻場】🔗⭐🔉
も-ば [0] 【藻場】
海中で海草や海藻類が繁茂している所。アマモが群生するアマモ場(アジモ場),ホンダワラ類が群生するガラモ場など。海生動物の幼生や稚魚などにとって好適な環境となる。
→海中林
もふし-つかふな【藻臥し束鮒】🔗⭐🔉
もふし-つかふな 【藻臥し束鮒】
藻の中の,手で一つかみできるほどの小鮒。「妹がため我が漁(スナド)れる―/万葉 625」
そうるい【藻類】(和英)🔗⭐🔉
そうるい【藻類】
《植》the algae;seaweeds.藻類学 algology.
もくず【藻屑と消える】(和英)🔗⭐🔉
もくず【藻屑と消える】
sink to the bottom (of the sea).→英和
もぬけ【藻抜けの殻である】(和英)🔗⭐🔉
もぬけ【藻抜けの殻である】
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