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つま【褄】🔗⭐🔉
つま [2] 【褄】
〔端(ツマ)の意〕
着物の裾(スソ)の左右両端の部分。また,竪褄(タテヅマ)のこと。
つま=をと・る🔗⭐🔉
――をと・る
(1)裾の長い着物の褄を手で持ち上げて歩く。
(2)〔芸者が左褄をとって歩くことから〕
芸者となる。「日本橋に―・つて/日本橋(鏡花)」
つま-おめし【褄御召】🔗⭐🔉
つま-おめし [4] 【褄御召】
紋御召の一種。褄模様を種々の色糸を用いて織り出したもので,婦人正装用の着尺地。
つまおれ-やき【褄折れ焼き】🔗⭐🔉
つまおれ-やき ツマヲレ― [0] 【褄折れ焼き】
三枚におろした魚の端を折って串を打ち,焼いたもの。
つまき-ちょう【褄黄蝶】🔗⭐🔉
つまき-ちょう ―テフ [3] 【褄黄蝶】
シロチョウ科のチョウ。開張5センチメートル内外。はねは白色で前翅端はとがり黒色の斑点がある。雄のこの部分は橙黄色。初夏,平地に発生。九州以北の日本と朝鮮半島に分布。
つま・ぐ【褄ぐ】🔗⭐🔉
つま・ぐ 【褄ぐ】 (動ガ下二)
すそをからげる。はしょる。「尻も―・げてとらし/浮世草子・親仁形気」
つまぐろ-よこばい【褄黒横這】🔗⭐🔉
つまぐろ-よこばい ―バヒ [5] 【褄黒横這】
ヨコバイ科の昆虫。全長5ミリメートル内外。全体草緑色で,頭部は黄緑色。雄でははねの先端は黒色。成虫は年四回以上発生し,灯火に集まる。イネの害虫。本州以南,台湾・中国まで分布。
つま-さき【褄先】🔗⭐🔉
つま-さき [0] 【褄先】
着物の裾(スソ)と竪褄(タテヅマ)の出合った角。
つま-さばき【褄捌き】🔗⭐🔉
つま-さばき [3] 【褄捌き】
着物の褄の扱い具合。
つま-ずり【褄摺り】🔗⭐🔉
つま-ずり [0] 【褄摺り】
和服の裾(スソ)や袖などに摺り模様をつけること。また,その和服。
つま-だか【褄高】🔗⭐🔉
つま-だか [0] 【褄高】
着物の褄を高くからげて着ること。
つま-どり【褄取(り)・端取(り)】🔗⭐🔉
つま-どり [0][4] 【褄取(り)・端取(り)】
(1)衣服の褄を手で持ち上げること。
(2)相撲の決まり手の一。相手を泳がせて後ろに回り込み,足首を取って前にはわす技。
(3)「褄取縅(オドシ)」の略。
つまどり-おどし【褄取縅】🔗⭐🔉
つまどり-おどし ―ヲドシ [5] 【褄取縅】
鎧(ヨロイ)の縅の一。袖・草摺(クサズリ)・錏(シコロ)の片側の端を斜めに色をかえて縅すもの。南北朝時代に盛行。つまどり。
褄取縅
[図]

つまとり-そう【褄取草】🔗⭐🔉
つまとり-そう ―サウ [0] 【褄取草】
サクラソウ科の多年草。深山の林中に自生。茎は高さ10センチメートル内外となり,上部に広倒披針形の葉を数個互生。初夏,茎頂に白花を一個上向きに開き花冠は七深裂する。
つま-ど・る【褄取る・端取る】🔗⭐🔉
つま-ど・る [3] 【褄取る・端取る】 (動ラ五[四])
(1)着物の褄を手にとってひきずらないようにする。[ヘボン]
(2)鎧(ヨロイ)の袖や,草摺(クサズリ)の端を別の色を用いて縅(オド)す。「洗ひ皮の鎧の―・りたるに,竜頭の甲の緒をしめ/太平記 32」
つま-はずれ【褄外れ・爪外れ】🔗⭐🔉
つま-はずれ ―ハヅレ [3] 【褄外れ・爪外れ】
裾(スソ)のさばき方。転じて,身のこなし。所作。「其―じんじやうにて,憔悴(ヤツレ)たれども鄙(イヤ)しからず/当世書生気質(逍遥)」
つまべに-ちょう【褄紅蝶】🔗⭐🔉
つまべに-ちょう ―テフ [4] 【褄紅蝶】
シロチョウ科のチョウ。開張約10センチメートル。はねの表は,雄は白色で雌ではやや褐色がかる。雄雌とも前ばねの先端に黒く縁どられた橙色斑がある。鹿児島県から東南アジアにかけて分布する。
つま-もよう【褄模様】🔗⭐🔉
つま-もよう ―モヤウ [3] 【褄模様】
和服の褄に置かれた模様。また,それをつけた着物。
つま【褄を取る】(和英)🔗⭐🔉
つま【褄を取る】
tuck a skirt.→英和
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