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かたり【語り】🔗⭐🔉
かたり [0] 【語り】
(1)語ること。また,その話。
(2)能や狂言で,叙事的な内容を物語ること。また,その文句。能楽では節をつけず,多くワキが演じる。
(3)歌舞伎で,看板や外題の上に書く,粗筋を述べた七五調の文章。
(4)劇や放送などで,筋や話の進行を物語ること。ナレーション。
(5)話題。また,話の種。「永き世の―にしつつ/万葉 1801」
かたり-あい【語り間】🔗⭐🔉
かたり-あい ―アヒ [0] 【語り間】
能楽の間(アイ)狂言の一。シテの中入りの間に一曲の主題・内容などを平易に語るもの。
かたり-く【語り句】🔗⭐🔉
かたり-く [3] 【語り句】
(1)語りぐさ。話のたね。「すゑの世の―になすべし/浮世草子・永代蔵 1」
(2)平曲で,琵琶に合わせないで文章ばかり語ることをいう。素声(シラゴエ)。
⇔引き句
かたり-ぐさ【語り種】🔗⭐🔉
かたり-ぐさ [0][3] 【語り種】
人々の話題となる話の種。「のちのちまでの―となる」
かたり-くち【語り口】🔗⭐🔉
かたり-くち [0][3] 【語り口】
(1)話をする調子や口振り。
(2)浄瑠璃など,語り物を語る時の調子や態度。語りぶり。語りかた。「渋い―」
かたり-て【語り手】🔗⭐🔉
かたり-て [0] 【語り手】
(1)話す人。話し手。
(2)劇や放送などで,筋の進行を物語る人。ナレーター。
(3)浄瑠璃や浪曲を語る人。
かたり-もの【語り物】🔗⭐🔉
かたり-もの [0] 【語り物】
日本音楽の声楽の種目分類概念。「歌物(ウタイモノ)」に対する。本来の性格として,詞章の意味内容の伝達が第一義的に重視され,旋律・リズムの変化などの音楽的情緒表現がそれに従属する傾向の強い種目。詞章は歌物の歌詞に比べて一般に長篇で叙事性が強い。平曲・曲舞(クセマイ)・幸若(コウワカ)・謡曲・浄瑠璃・琵琶楽・浪曲など。
かたり-あ・う【語り合う】🔗⭐🔉
かたり-あ・う ―アフ [4] 【語り合う】 (動ワ五[ハ四])
互いに語る。語らう。「友と将来の夢を―・う」
[可能] かたりあえる
かたり-あか・す【語り明かす】🔗⭐🔉
かたり-あか・す [5][0] 【語り明かす】 (動サ五[四])
話をし合って夜を明かす。夜の明けるまで話す。「秋の夜を―・す」
かたり-つ・ぐ【語り継ぐ】🔗⭐🔉
かたり-つ・ぐ [4] 【語り継ぐ】 (動ガ五[四])
次の世代の人に次々と語って,伝える。「この村に―・がれてきた民話」
かたり-つく・す【語り尽(く)す】🔗⭐🔉
かたり-つく・す [5] 【語り尽(く)す】 (動サ五[四])
言いたいことを残らず語る。すっかり話す。「とても―・すことのできない戦争体験」
[可能] かたりつくせる
かたり-つた・える【語り伝える】🔗⭐🔉
かたり-つた・える ―ツタヘル [6][0] 【語り伝える】 (動ア下一)[文]ハ下二 かたりつた・ふ
世間の人々やのちの世の人々に次々に話して伝える。語り継ぐ。「―・えられた英雄伝説」
かたり-ふる・す【語り古す】🔗⭐🔉
かたり-ふる・す [5] 【語り古す】 (動サ五[四])
これまでに多くの人々が語って新しみがなくなる。「―・された話題」
かたり【語り】(和英)🔗⭐🔉
かたり【語り】
narration (ドラマの中の).→英和
かたりあう【語り合う】(和英)🔗⭐🔉
かたりあう【語り合う】
⇒語らう.
かたりあかす【語り明かす】(和英)🔗⭐🔉
かたりあかす【語り明かす】
talk all night (long)[all the night through].
かたりぐさ【語り草】(和英)🔗⭐🔉
かたりぐさ【語り草】
a topic.→英和
かたりて【語り手】(和英)🔗⭐🔉
かたりて【語り手】
a narrator.
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