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ね・る【練る・×煉る】🔗🔉

ね・る【練る・×煉る】 [動ラ五(四)]熱を加えて、むらのないようにこね固める。また、こねまぜて、粘りけが出るようにする。「あんを―・る」「のりを―・る」「粘土を―・る」(練る)生絹(きぎぬ)を灰汁(あく)などで煮てしなやかにする。「―・った絹」皮類をなめす。なめし革にする。「皮を―・る」(「錬る」とも書く)金属に焼きを入れて硬質なものに鍛える。「鉄を―・る」「刀を―・る」さらによいものにするために内容を検討したり、手を加えたりする。「計画を―・る」「文章を―・る」学問や技芸などを鍛えみがく。修養・経験などを積む。練磨する。「技を―・る」「腕を―・る」(「る」とも書く)そろそろと行く。また、行列を整えてゆっくり進む。「楽隊が町を―・っていく」行きつ戻りつしながら進む。「みこしが―・る」木の枝などをたわめて作る。「かの丘に萩刈るをのこ縄をなみ―・るやねり麻(そ)の砕けてぞ思ふ」〈拾遺・恋三〉海水を煮て塩をつくる。精製する。「潮(うしほ)―・るかまどの煙気(け)をぬるみ雪もたまらぬ海人(あま)のあばら屋」〈夫木・三五〉 [可能]ねれる[動ラ下二]「ね(練)れる」の文語形。 [類語](こ)ねる・捏(こ)ねくる・捏ね回す・捏ね返す・捏ね上げる/練り上げる・まとめる・煮詰める・詰める・推敲(すいこう)する・彫琢(ちようたく)する/磨く・磨き上げる・練磨する・洗練する

大辞泉 ページ 11691 での練る単語。