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のうなう🔗🔉

のうなう [終助]文末の種々の語に付く。話し手の感動を表す。「ちょっと見ないうちに大きくなった―」「よくやった―」「又ささに酔はしられたものぢゃ―」〈虎明狂・乞ひ聟〉[間助]念を押す意を表す。「だが―、まだ死ぬわけにはいかんのじゃ」「それを誰が問へば―、よしなのとはずがたりや」〈閑吟集〉→な →なあ →ね◆「のう」は、もとは「なう」の形で中世後期以降用いられたが、近代以降は「ね」「ねえ」「なあ」が一般化し、現在では主に、方言として西日本で用いられる。

大辞泉 ページ 11719 でののう単語。