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うきふね【浮舟】🔗🔉

うきふね【浮舟】 源氏物語第五一巻の巻名。また、その女主人公の名。宇治の八の宮の娘。薫(かおる)・匂宮(におうのみや)の二人との愛に苦しみ、宇治川に入水するが、横川(よかわ)の僧都(そうず)に助けられて尼となる。謡曲。四番目物。観世・金春(こんぱる)・金剛流。源氏物語に取材。浮舟の霊が現れ、過って匂宮と通じ、宇治川へ投身した物語を語る。

大辞泉 ページ 1294 での浮舟単語。