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えど‐ぶんがく【江戸文学】🔗⭐🔉
えど‐ぶんがく【江戸文学】
江戸後期、明和・安永ごろから幕末まで、江戸で行われた文学。天明から文政のころ最盛期を迎え、読本(よみほん)・洒落本(しやれぼん)・滑稽本・人情本・黄表紙・合巻(ごうかん)・川柳・狂歌などがあり、通(つう)を尊び、軽快・洒脱(しやだつ)の傾向が強い。広義には江戸時代に行われた文学をさし、近世文学とよぶが、元禄のころを中心に栄えた前期の上方(かみがた)文学と、後期の江戸文学とに大別するのが普通である。→上方文学
大辞泉 ページ 1716 での【江戸文学】単語。