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あ・く【飽く・×厭く・×倦く】🔗⭐🔉
あ・く【飽く・×厭く・×倦く】
[動カ五(四)]
十分になってもうたくさんだと思う。いやになる。「―・くことを知らぬ金銭欲」「菜の葉にとまれ。菜の葉に―・いたら桜にとまれ」〈野村秋足・蝶々〉
満たされた気持ちになる。満ち足りる。満足する。「恥ぢらひ給ひける御さま、―・かぬ所なし」〈源・葵〉
動詞の連用形に付いて、十分に…する、…することにあきあきする、の意を表す。「繰り返して読んでも読んでも読み―・かなかった」〈二葉亭・平凡〉◆現代、共通語では一般に「あきる」(上一)を用い、「あく」は文章語的な表現。また、「飽くまで」のような形で用いられる。



大辞泉 ページ 203 での【飽く】単語。