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しょ‐せん【所×詮】🔗🔉

しょ‐せん【所×詮】 [名]最後に落ち着くところ。「せっかく鳥に生まれて来ても、…なんの―もないことじゃぞ」〈賢治・二十六夜〉仏語。経文などによって表される内容。能詮(のうせん)に対していう。[副]最後に行き着くところを述べるときに用いる。どうこう言っても結局は。つまるところ。多く、否定的な意味の語句を伴って用いる。「―かなわぬ夢」「生意気を言っても、―は子供だ」(命令・意志を表す語句を伴って)こうなったうえは。それでは。「―こなたの念仏をば留め候ふべし」〈謡・隅田川〉

大辞泉 ページ 7672 での所詮単語。