複数辞典一括検索+
いちじく【無=花=果・映=日=果】🔗⭐🔉
いちじく【無=花=果・映=日=果】
クワ科の落葉高木。高さ約四メートル。葉は手のひら状に裂けていて、互生する。初夏、卵大の花嚢(かのう)を生じ、内部に多数の雄花と雌花をつけるが、外からは見えない。熟すと暗紫色になり、甘く、生食のほかジャムなどにする。茎・葉は薬用。寛永年間(一六二四〜一六四三)に渡来した。日本のものは雄花を欠き、挿し木でふやす。いちじゅく。《季 秋》「―をもぐ手を伝ふ雨雫/虚子」


大辞泉 ページ 900 での【無花果】単語。