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たいこう‐き【太×閤記】タイカフ‐🔗🔉

たいこう‐き【太×閤記】タイカフ‐ 豊臣秀吉の一代記の総称。寛永三年(一六二六)ごろ成立の小瀬甫庵(おぜほあん)著「甫庵太閤記」二二巻がその代表的なもの。史料的価値の高い川角(かわすみ)三郎右衛門著「川角太閤記」五巻のほかに、「絵本太閤記」「真書太閤記」が流布。浄瑠璃には近松門左衛門の「本朝三国志」や近松柳らの「絵本太功記」、歌舞伎には四世鶴屋南北の「時桔梗出世請状(ときもききようしゆつせのうけじよう)」などがある。

大辞泉 ページ 9072 での太閤記単語。