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ちゅう‐どう【中道】‐ダウ🔗🔉

ちゅう‐どう【中道】‐ダウ 一方にかたよらない穏当な考え方・やり方。中正な道。「―を歩む」「―を旨とする」物事の進行のなかほど。達成する途中。「志むなしく―で倒れる」富士山の中腹をめぐる道。また、その道をめぐること。「―めぐり」仏語。二つの対立するものを離れていること。不偏で中正の道。原始仏教では苦行と快楽の両極端を退けた考え方。竜樹の哲学ではすべてのものは空(くう)と観じること。天台宗では空・仮(け)の二辺に即して立てる実相の理である中諦。

大辞泉 ページ 9805 での中道単語。