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え【△役】🔗🔉

え【役】 古代、人民に割り当てられた肉体労働。夫役(ぶやく)。えだち。「えよぼろ(役丁)」のように他の語と複合した形で用いられる。

えき【役】🔗🔉

えき【役】 戦争。「前九年の―」人民に公の労務を課すこと。夫役(ぶやく)。えだち。「諸大名の―に課(おほ)せらる」〈折たく柴の記・中〉

え‐だち【△役】🔗🔉

え‐だち【役】 税の一種として公用の労働に従事すること。え。夫役(ぶやく)《人民が徴発されて戦争に従軍する意から》戦争。戦役。役(えき)。「新羅の―に由(よ)りて、天皇を葬ること得ず」〈仲哀紀〉

やく【役】🔗🔉

やく【役】 受け持ちの任務。役目。「仲裁の―を買って出る」組織の中で、責任のある地位・職務。「―に就く」演劇などで、俳優が扮(ふん)する人物。配役。「せりふのある―がつく」「―になりきる」花札・マージャン・トランプなどで、ある条件がそろって特定の点数などを加える権利が生じること。「高い―で上がる」もっぱらのつとめ。唯一の仕事。「そこはかなきことを思ひつづくるを―にて」〈更級〉官が人民に課す労役。公役(くやく)。夫役(ぶやく)。「かやうの―に催し給ふはいかなることぞ」〈宇治拾遺・四〉物品に課す税。「山中の関にて―をせよといふ」〈咄・醒睡笑・七〉

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[音]エキ    ヤク [訓]えだち    つとめ [部首]彳 [総画数]7 [コード]区点    4482      JIS   4C72      S‐JIS 96F0 [分類]常用漢字 [難読語] →え‐つき【役調・課役】かぎ‐やく【鎰役・鉤役】かこ‐やく【水主役】かし‐やく【河岸役】ぶ‐えき【夫役】ぶ‐やく【夫役・賦役】やく‐マンガン【役満貫】よう‐えき【徭役】

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