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しのぶ【忍】🔗🔉

しのぶ【忍】 シノブ科の多年生のシダ。山中の岩や樹木に着生。根茎は褐色の鱗片(りんぺん)を密にかぶり、葉身は三角形で細かく裂ける。江戸時代から根や茎を丸めて釣り忍として観賞用にする。しのぶぐさ。《季 夏》「大岩にはえて一本―かな/鬼城」ノキシノブの別名。(かさね)の色目の名。表は薄い萌葱(もえぎ)、裏は青。秋に用いる。「忍髷(しのぶわげ)」の略。「忍摺(しのぶず)り」の略。「―のみだれやとうたがひ聞こゆることもありしかど」〈源・帚木〉

にん【忍】🔗🔉

にん【忍】 こらえること。「―の一字」仏語。忍辱(にんにく)の意。苦難に耐えること。修行の階位の忍位。四諦(したい)の理を理解し、善根も定まって、悪趣に落ちない位。

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[音]ジン    ニン [訓]しの‐ぶ    しの‐ばせる [部首]心 [総画数]7 [コード]区点    3906      JIS   4726      S‐JIS 9445 [分類]常用漢字 [難読語] →おさか【忍坂】おしの‐はっかい【忍野八海】しのばず‐の‐いけ【不忍池】しのびよるこいはくせもの【忍夜恋曲者】すい‐かずら【忍冬】すい‐ずら【忍冬】にん‐にく【忍辱】

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