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しのぶ【忍】🔗🔉

しのぶ】 ①シノブ科のシダ。茎は淡褐色の鱗毛を密生。葉柄は淡褐色で、長さ約5〜10センチメートル。葉は数回羽状に分裂。根茎をからみ合わせてしのぶ玉・釣忍つりしのぶとして観賞用に軒下などに吊す。シノブグサ。 ②忍摺しのぶずりの略。 ③襲かさねの色目。表は薄い萌葱もえぎ、裏は青。 ④忍髷しのぶわげの略。 ⇒しのぶ‐いし【忍石】 ⇒しのぶ‐ぐさ【忍草】 ⇒しのぶ‐ずり【忍摺・信夫摺】 ⇒しのぶ‐の‐ころも【忍の衣】 ⇒しのぶ‐の‐そで【忍の袖】 ⇒しのぶ‐まんじゅう【忍饅頭】 ⇒しのぶ‐もじずり【忍捩摺】 ⇒しのぶ‐わげ【忍髷】

にん【忍】🔗🔉

にん】 しのぶこと。こらえること。がまんすること。 ⇒忍の一字

[漢]忍🔗🔉

 字形  筆順 〔心(忄・)部3画/7画/常用/3906・4726〕 [] 字形 〔心(忄・)部3画/7画〕 〔音〕ニン(呉) 〔訓〕しのぶ・しのばせる (名)おし [意味] ①自分の感情をおさえてこらえる。がまんする。「忍の一字」「忍耐・忍従・忍辱にんにく・堪忍かんにん・堅忍・隠忍・受忍」 ②むごい事にも平然としていられる。「残忍」 ③人目を避ける。人の目につかないようにかくれる。しのぶ。「忍術・忍者」▶③は日本での用法。 [解字] 形声。「心」+音符「」(=ねばり強く鍛えた刀の刃)。ねばり強くたえしのぶ心、の意。 [難読] 忍冬すいかずら

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