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い【異】🔗🔉

い【異】 [名・形動]他と違っていること。また、他と異なった意見。「―を唱える」普通とは違っていること。不思議なこと。また、そのさま。「―なことを言う」「縁は―なもの」

け【△異】🔗🔉

け【異】 [形動ナリ]普通と違っているさま。異常なさま。「衣手(ころもで)葦毛(あしげ)の馬のいなく声心あれかも常ゆ―に鳴く」〈万・三三二八〉まさっているさま。格別であるさま。「十月ばかりの紅葉、四方(よも)の山辺よりも―にいみじくおもしろく」〈更級〉→異(け)

こと【異】🔗🔉

こと【異】 [名]別のもの。他のもの。「下の十巻を、明日にならば、―をぞ見給ひ合はするとて」〈枕・二三〉名詞の上に付いて複合語を作り、別の、他の、などの意を表す。「―どころ(異所)」「―ひと(異人)」[形動ナリ]それぞれ別々なさま。まちまちなさま。「もろこしとこの国とは、言(こと)―なるものなれど」〈土佐〉→異なる普通と違っているさま。格別なさま。「この皇子(みこ)生まれ給ひて後は、いと心―に思ほしおきてたれば」〈源・桐壺〉→殊(こと)

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[音]イ [訓]こと    こと‐なる    あや‐しむ [部首]田 [総画数]11 [コード]区点    1659      JIS   305B      S‐JIS 88D9 [分類]常用漢字 [難読語] →い‐あんじん【異安心】け‐い【怪異】こころ‐こと【心異・心殊】こと‐おとこ【異男】こと‐おり【異折】こと‐おんな【異女】こと‐ざえ【異才】こと‐ざま【異様】しゃ‐い【差異】しゅん‐い【俊異・儁異】たんにしょう【歎異抄】

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