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あだ【他・異】🔗🔉

あだ他・異】 ほか。別。余。〈天正十八年刊本節用集〉

い【異】🔗🔉

】 ①ことなること。変わった点があること。別なこと。「―とするに足らぬ」「―文化」↔同。 ②普通とは違って怪しいこと、妙なこと。また、すぐれていること。「縁は―な物、味な物」 ③正統ではないこと。 ⇒異を挟む ⇒異を立てる ⇒異を唱える

け【異】🔗🔉

】 ①普通とは異なるさま。いつもと変わっているさま。万葉集13「葦毛の馬のいばえ声情こころあれかも常ゆ―に鳴く」 ②まさるさま。特出するさま。平治物語(金刀比羅本)「家俊には似ず、きやつは―のやつかな」→けに

こと【異・殊】🔗🔉

こと異・殊】 ①普通とは違っていること。同じでないこと。後撰和歌集「涙の色も―にぞありける」 ②すぐれていること。特別。枕草子152「―なる事なき男の」 ③ある語に冠して、「別の」「他の」の意を表す語。「―国」「―思ひ」 ⇒異にする

[漢]異🔗🔉

 字形  筆順 〔田部6画/11画/教育/1659・305B〕 〔音〕(呉)(漢) 〔訓〕ことことなる・け [意味] ①それとちがう。ことなる。ことにする。別の。ちがい。(対)同。「異を唱える」「異常・異性・異論・雌雄異株・差異・校異・大同小異」 ②普通でない。 ㋐変わっている。あやしい。ふしぎである。「異とするに足らぬ」「縁は異なもの」「異物・異様・異変・奇異・天変地異」 ㋑なみなみならず、すぐれている。「異才・異彩」 ㋒正当でない。「異心・異端・異学」 [解字] 会意。「田」(=大きなざる)+「共」(=両手で物を持つ)。一本の手にもう一本の手をそえることから、別にもうひとつ、ことなるの意となる。一説に、「田」を「」(=鬼の面)とし、鬼の面をかぶり神がかって立っている、常人とことなる人、とする。 [下ツキ 怪異・奇異・驚異・校異・差異・災異・殊異・小異・地異・党同伐異・特異・変異・妖異・霊異

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