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つうぞく‐か【通俗化】‐クワ🔗🔉

つうぞく‐か【通俗化】‐クワ [名]スル世間一般にわかりやすいようにすること。「理論を―する」俗っぽくなること。俗化。「―した観光地」

つうぞくかんそぐんだん【通俗漢楚軍談】🔗🔉

つうぞくかんそぐんだん【通俗漢楚軍談】 江戸中期の読本(よみほん)。明代の「西漢通俗演義」の翻訳。一五巻。七巻まで夢梅軒章峰、八巻から称好軒徽庵(きあん)訳。元禄八年(一六九五)刊。漢の劉邦と楚の項羽とを主人公に、その時代の史実を簡明な読み下し文で述べたもの。中国種の軍談物の先駆。

つうぞく‐きょういく【通俗教育】‐ケウイク🔗🔉

つうぞく‐きょういく【通俗教育】‐ケウイク わかりやすい方法で行われる、一般国民に対する教育。官製用語としては、明治から大正中期にかけて用いられ、以後、社会教育と改められた。

つうぞくさんごくし【通俗三国志】🔗🔉

つうぞくさんごくし【通俗三国志】 江戸中期の読本(よみほん)。「三国志演義」の翻訳。五〇巻。湖南文山訳。元禄二〜五年(一六八九〜九二)刊。後漢末の中国の大乱を舞台に、群雄蜂起のありさまを描く。

つうぞく‐しょうせつ【通俗小説】‐セウセツ🔗🔉

つうぞく‐しょうせつ【通俗小説】‐セウセツ 芸術的価値に重点を置かず、一般大衆の好みに応じて書かれた娯楽性の高い小説。

つうぞく‐てき【通俗的】🔗🔉

つうぞく‐てき【通俗的】 [形動]世間一般で好まれるさま。俗受けのするさま。「―な読物」

つうぞく‐ぶん【通俗文】🔗🔉

つうぞく‐ぶん【通俗文】 世間一般の人々にわかりやすい文章や文体。「古来の文章法を破って平易なる―を用うる事なり」〈福沢・福翁自伝〉手紙を書くときに用いる文体。書簡文。

つう‐だ【痛打】🔗🔉

つう‐だ【痛打】 [名]スル相手に精神的、肉体的に痛手となる打撃を与えること。また、その打撃。「相手の弱点を―する」野球で、鋭い一打を放つこと。また、その打撃。「救援投手が―を浴びる」

つう‐だい【通題】🔗🔉

つう‐だい【通題】 俳諧で、一座の者が同一の題で句を詠むこと。また、その題。とおりだい。

つう‐たつ【通達】🔗🔉

つう‐たつ【通達】 [名]スル《「つうだつ」とも》告げ知らせること。特に、行政官庁がその所掌事務について、所管の機関や職員に文書で通知すること。また、その文書。古くは通牒(つうちよう)。「―を出す」「文部省―」ある物事に深く通じること。「ドイツ語に―する」すみずみまで通じること。また、とどこおりなく通じること。「事々物々微細緻密の極にまで―する有様は」〈福沢・文明論之概略〉→通知[用法]

大辞泉 ページ 10002