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ねり‐こう【練(り)香・×煉り香】‐カウ🔗🔉

ねり‐こう【練(り)香・×煉り香】‐カウ 麝香(じやこう)・沈香(じんこう)などの粉末に甲香をまぜ、蜜や糖などで練り合わせた香。合わせ香。合わせ薫物(たきもの)

ねり‐こうじ【練り×麹・×煉り×麹】‐かうぢ🔗🔉

ねり‐こうじ【練り×麹・×煉り×麹】‐かうぢ 麹に、塩と煮つめた酒を加えて練りまぜたもの。貯蔵用の麹。

ねり‐ざけ【練(り)酒・×煉り酒】🔗🔉

ねり‐ざけ【練(り)酒・×煉り酒】 白酒に似て濃く粘りけのある酒。普通の清酒にまぜて飲む。蒸したもち米を酒とまぜ、石臼でひいて漉(こ)して製した博多産のものが有名であった。練貫酒(ねりぬきざけ)。練貫。練り。

ねり‐ざんしょう【練(り)山×椒・×煉り山×椒】‐ザンセウ🔗🔉

ねり‐ざんしょう【練(り)山×椒・×煉り山×椒】‐ザンセウ 求肥(ぎゆうひ)に山椒の粉またはしぼり汁を加えて練った和菓子。

ねり‐じま【練り×縞】🔗🔉

ねり‐じま【練り×縞】 熨斗目(のしめ)の純白で光沢のある絹織物。「―の裏形に、いかなる絵師か筆をうごかせし」〈浮・一代女・四〉

ねり‐しゅ【練り衆・×り衆】🔗🔉

ねり‐しゅ【練り衆・×り衆】 祭礼で、行列をつくって、ねり歩く人々。「こなたほど鑓(やり)は振らねどもお祓の―」〈浄・阿波鳴渡〉

ねり‐せいひん【練(り)製品・×煉り製品】🔗🔉

ねり‐せいひん【練(り)製品・×煉り製品】 魚肉に食塩を加えてすりつぶし、練って加工した食品。かまぼこ・ちくわ・はんぺんの類。練り物。

ねり‐そ【練り麻】🔗🔉

ねり‐そ【練り麻】 木の枝、または、つる草などをねじって縄の代わりとしたもの。薪などを束ねるときに用いる。「かの丘に萩刈るをのこ縄をなみねるや―の砕けてぞ思ふ」〈拾遺・恋三〉

ねり‐ぞめ【練(り)染(め)】🔗🔉

ねり‐ぞめ【練(り)染(め)】 生糸を、精練してから、または精練と同時に染色すること。また、そのもの。

ねり‐つち【練(り)土・×煉り土】🔗🔉

ねり‐つち【練(り)土・×煉り土】 粘土に石灰や小砂利、苦汁(にがり)などをまぜあわせたもの。

ねり‐つば【練×鐔・××鐔】🔗🔉

ねり‐つば【練×鐔・××鐔】練革鐔(ねりかわつば)」に同じ。

ねり‐づり【練(り)釣(り)】🔗🔉

ねり‐づり【練(り)釣(り)】 船を練るようにゆっくりこぎまわしながら魚を釣ること。

ねり‐なお・す【練(り)直す】‐なほす🔗🔉

ねり‐なお・す【練(り)直す】‐なほす [動サ五(四)]一度練ったものを、もう一度練る。「餡(あん)を―・す」計画・構想などを再検討する。「案を―・す」

大辞泉 ページ 11689