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はる【春】🔗🔉

はる【春】 四季の第一。冬と夏の間で、三・四・五月をいう。暦の上では立春から立夏の前日まで(陰暦の正月から三月まで)をいい、天文学では春分から夏至まで。しだいに昼が長く、夜が短くなり、草木の芽がもえ出る。「暖かい―の日ざし」《季 春》「窓あけて窓いっぱいの―/山頭火」《陰暦では立春のころにあたるところから》新年。正月。「新しい―を迎える」思春期。青年期。青春。また、思春期の欲情。「―のめざめ」人生の中で勢いの盛んな時期。また、最盛期。「人生の―」「わが世の―をうたう」苦しくつらい時期のあとにくる楽しい時期。「わが家にめぐりくる―」性行為。「―をひさぐ」

春さ・る🔗🔉

春さ・る 《「さる」は季節などが近づく意》春になる。春が来る。「―・らば逢はむと思(も)ひし梅の花今日の遊びに相見つるかも」〈万・八三五〉

春立・つ🔗🔉

春立・つ 春の季節に入る。立春になる。《季 春》「―・つや愚の上に又愚にかへる/一茶」

春設(ま)・く🔗🔉

春設(ま)・く 春を待つ。また、春を迎える。「―・けてもの悲しきにさ夜ふけて羽振き鳴く鴫(しぎ)(た)が田にか住む」〈万・四一四一〉

春を売・る🔗🔉

春を売・る 売春をする。春をひさぐ。

ハル【Hull】🔗🔉

ハル【Hull】 英国イングランド中東部の河港都市。北海に注ぐハンバー川北岸にあり、遠洋漁業の根拠地。キングストン‐アポン‐ハル。

ハル【Cordell Hull】🔗🔉

ハル【Cordell Hull】一八七一〜一九五五]米国の政治家。F=ルーズベルト大統領のもとで国務長官。太平洋戦争直前の対日交渉では、「ハル‐ノート」を最終提案として提出。参戦後は国際連合の設立準備に貢献し、一九四五年ノーベル平和賞受賞。

は・る【張る】🔗🔉

は・る【張る】 [動ラ五(四)]広がりのびる。「根が―・る」のばし広げる。「テントを―・る」はちきれそうにふくらむ。ふとる。「腹が―・る」「木の芽が―・る」大きく見せようとしてふくらせる。「胸を―・る」一面におおう。「池に氷が―・る」いっぱいにする。「浴槽に水を―・る」強く盛んになる。「欲が―・る」強く盛んにする。「声を―・る」「欲を―・る」糸や綱などを引き渡す。「綱を―・る」気持ちが引き締まる。「気が―・る」気を引き締める。「気を―・る」筋肉やからだがこわばったようになる。「肩が―・る」度を越す。値段などが高くなる。「金額の―・る品物」「つきあいが―・る」はりあう。対抗する。「大型店の向こうを―・って安売りする」空間に突き出す。「ひじを―・る」「あごが―・る」開く。設ける。「歓迎の宴を―・る」(「貼る」とも書く)のりなどでくっつける。「びらを―・る」(「貼る」とも書く)板などを平らに並べて打ちつける。「羽目を―・る」自分の気持ちや考えなどを押し通す。「強情を―・る」「自説を言い―・る」外見を飾る。「見えを―・る」構える。整える。「陣を―・る」見張りを置く。見張る。「国道を―・る」平手で打つ。はたく。「ほおを―・る」(か)け事などに金銭をかける。「相場を―・る」女を手に入れようとつけねらう。「男二人で―・る」遊女が店先に並んで客をひく。はりぬきに作る。 [可能]はれる [下接句]網を張る・意地を張る・煙幕を張る・男の目には糸を引け、女の目には鈴を張れ・我を張る・肩が張る・肩を張る・肩肘(かたひじ)張る・体を張る・気を張る・虚勢を張る・切った張った・玄関を張る・腰に梓(あずさ)の弓を張る・世間を張る・綱を張る・逃げを張る・値が張る・根を張る・腹が張る・見えを張る・店を張る・向こうを張る・門戸を張る・門前雀羅(じやくら)を張る・山を張る・欲の皮が張る・横綱を張る・レッテルを貼(は)

大辞泉 ページ 12330