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うきよどこ【浮世床】🔗⭐🔉
うきよどこ【浮世床】
江戸後期の滑稽本。二編五冊。式亭三馬著。文化一〇〜一一年(一八一三〜一四)刊。髪結い床に集まる江戸庶民の会話を通して、当時の生活を活写している。三馬死後の文政六年(一八二三)、滝亭鯉丈(りゆうていりじよう)が、続の三編三冊を発表。
うきよ‐の‐かぜ【浮世の風】🔗⭐🔉
うきよ‐の‐かぜ【浮世の風】
思うままにならない世の中の風潮。また、この世で経験するつらいこと。「―が身にしみる」
うきよ‐の‐ちり【浮世の×塵】🔗⭐🔉
うきよ‐の‐ちり【浮世の×塵】
この世の煩わしさや汚らしさをちりにたとえていう語。「このままにすまばすむべき山水よ―に濁らずもがな」〈新続古今・雑中〉
うきよ‐の‐なさけ【浮世の情け】🔗⭐🔉
うきよ‐の‐なさけ【浮世の情け】
この世に住む人間どうしの情愛。「宿を貸すのも―」
うきよ‐の‐なみ【浮世の波】🔗⭐🔉
うきよ‐の‐なみ【浮世の波】
《この世を海にたとえ、そこに立つ波の意から》人生の浮き沈み。「―にもまれる」
うきよ‐の‐ならい【浮世の習い】‐ならひ🔗⭐🔉
うきよ‐の‐ならい【浮世の習い】‐ならひ
人の世で逃れられない事柄。この世の習慣。「ままならないのは―」
うきよ‐ばなし【浮世話】🔗⭐🔉
うきよ‐ばなし【浮世話】
世間のうわさ話。世間話。「近所の長屋の妻君達が首を鳩(あつ)めて例の―」〈木下尚江・良人の自白〉
色恋の話。「―もささやきの、耳は恋する、目はにらむ」〈浄・国性爺〉
世間のうわさ話。世間話。「近所の長屋の妻君達が首を鳩(あつ)めて例の―」〈木下尚江・良人の自白〉
色恋の話。「―もささやきの、耳は恋する、目はにらむ」〈浄・国性爺〉
うきよ‐ばなれ【浮世離れ】🔗⭐🔉
うきよ‐ばなれ【浮世離れ】
[名]スル俗世間のことに無関心なこと。また、考え方や生き方が世間一般の常識とかけ離れていること。「―した暮らし」
うきよ‐びくに【浮世△比△丘尼】🔗⭐🔉
うきよ‐びくに【浮世△比△丘尼】
尼僧の形で売春をした者。「この所も売り子、―のあつまり」〈浮・一代男・三〉
うきよ‐ふう【浮世風】🔗⭐🔉
うきよ‐ぶくろ【浮世袋】🔗⭐🔉
うきよ‐ぶくろ【浮世袋】
絹布を三角形に縫った中に綿を入れ、上の角に飾り糸をつけたもの。江戸時代、通人が懸け香の匂い袋としたり、遊女屋の暖簾(のれん)につけたりしたが、のちには子供の玩具になった。
うきよ‐ぶし【浮世節】🔗⭐🔉
うきよ‐ぶし【浮世節】
寄席演芸の一。浄瑠璃・長唄をはじめ流行歌・俗曲などいろいろの音曲を取り合わせた三味線声曲。狭義には、明治中期に立花家橘之助が創始した流派をいう。
大辞泉 ページ 1298。