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ふき‐あげ【吹(き)上げ・噴(き)上げ】🔗🔉

ふき‐あげ【吹(き)上げ・噴(き)上げ】 (吹き上げ)低い所から風が吹き上がってくること。また、その場所。水・温泉などを高くふき上げること。また、その装置や場所。特に、噴水。室町末期から江戸時代にかけて行われた女性の髪形の一。髪をふくらませて髷(まげ)を上げたもの。ふきわげ。「吹上の浜」の略。

ふきあげ‐ぎょえん【吹上御苑】‐ギヨヱン🔗🔉

ふきあげ‐ぎょえん【吹上御苑】‐ギヨヱン 皇居の内苑。江戸城西の丸の西側にあたる。江戸時代中期には庭園を管理する吹上奉行がおかれた。現在は、吹上御所がある。

ふきあげ‐の‐はま【吹上の浜】🔗🔉

ふきあげ‐の‐はま【吹上の浜】 和歌山市の紀ノ川口の湊(みなと)から雑賀(さいか)の西浜に至る海岸。《歌枕》「打ち寄する波の声にてしるきかな―の秋の初風」〈新古今・雑中〉

ふき‐あ・げる【吹(き)上げる・噴(き)上げる】🔗🔉

ふき‐あ・げる【吹(き)上げる・噴(き)上げる】 [動ガ下一]ふきあ・ぐ[ガ下二](吹き上げる)風が低い所から吹きのぼってくる。「涼風が川から―・げる」(吹き上げる)風が吹いて物を高く舞いあがらせる。「風がすだれを―・げる」水や煙などを勢いよく上へふき出させる。「鯨が潮を―・げる」水・蒸気が勢いよくふき出て、上にあるものを持ち上げる。「煮立った汁が鍋のふたを―・げる」

ふき‐あし【×葺き足】🔗🔉

ふき‐あし【×葺き足】 屋根に葺く瓦などの一枚の長さから、葺き重ねて隠れた部分を引いた長さ。

ふき‐あ・れる【吹(き)荒れる】🔗🔉

ふき‐あ・れる【吹(き)荒れる】 [動ラ下一]ふきあ・る[ラ下二]風が激しく吹きつづける。吹きすさぶ。「春の嵐が―・れる」

ふき‐あわ・す【吹き合はす】‐あはす🔗🔉

ふき‐あわ・す【吹き合はす】‐あはす [動サ下二]笛などを他のものと調子を合わせて吹く。また、管楽器を合奏する。「木枯らしに―・すめる笛の音をひきとどむべきことの葉ぞなき」〈源・帚木〉風などが他のものと調子を合わせるように吹く。「かれがれなる虫の音に松風すごく―・せて」〈源・賢木〉

ふき‐い【吹(き)井・噴(き)井】‐ゐ🔗🔉

ふき‐い【吹(き)井・噴(き)井】‐ゐ 水がたえずふき出ている井戸。吹き井戸。《季 夏》

大辞泉 ページ 12997