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まかしかん【摩訶止観】マカシクワン🔗🔉

まかしかん【摩訶止観】マカシクワン 中国、隋代の仏教書。一〇巻。智(ちぎ)の教説を弟子の灌頂(かんじよう)が筆録。五九四年成立。天台三大部の一。天台宗の修行法である観心を体系的に説いたもの。天台摩訶止観。天台止観。止観。

ま‐かじき【真×梶木】‐かぢき🔗🔉

ま‐かじき【真×梶木】‐かぢき スズキ目マカジキ科の海水魚。全長約三メートル。体は側扁し、黒紫青色の地に青色の横帯が十数本走る。太平洋の温帯から亜熱帯にかけて分布。刺身などにする。かじき。

まかしょ🔗🔉

まかしょ 江戸時代、白頭巾(ずきん)に白衣を着け、寒参りの代行をするといって江戸市中を巡り歩いた願人(がんにん)坊主。子供に天神像を刷った紙を撒(ま)いたので、子供らが「まかしょ、まかしょ」とはやしたことからの名という。歌舞伎舞踊。長唄。本名題「寒行雪姿見(かんぎようゆきのすがたみ)」。二世桜田治助作詞、二世杵屋佐吉作曲。文政三年(一八二〇)江戸中村座初演。の風俗を舞踊化したもの。

ま‐がしら【目頭】🔗🔉

ま‐がしら【目頭】めがしら」に同じ。「目の薬ぢゃと申すが、―にさし候ふか」〈咄・きのふはけふ・上〉

マガジン【magazine】🔗🔉

マガジン【magazine】 雑誌。フィルムを巻き取って収める円筒形の容器。パトローネと異なり、フィルムをつめかえて反復使用できる。連発銃の弾倉。

マガジン‐ラック【magazine rack】🔗🔉

マガジン‐ラック【magazine rack】 雑誌・新聞などを一時入れておく入れ物。

まか・す【任す・委す】🔗🔉

まか・す【任す・委す】 [動サ五(四)]「任せる」に同じ。「この仕事は君に―・す」[動サ下二]「まかせる」の文語形。

まか・す【負かす】🔗🔉

まか・す【負かす】 [動サ五(四)]勝負などで相手を負けさせる。「ライバルを―・す」 [可能]まかせる

まか・す【引す・×漑す】🔗🔉

まか・す【引す・×漑す】 [動サ下二]田や池などに水を引く。「春日野より流れ出でたる水を寺の内に―・せ入れて」〈今昔・一二・二一〉

ま‐かず【間数】🔗🔉

ま‐かず【間数】 部屋の数。室数。

まか・ず【出】まかづ🔗🔉

まか・ず【出】まかづ [動ダ下二]《「まかりいず」の音変化》貴人の所や貴所から退出する。「藤壺の宮、なやみ給ふことありて―・で給へり」〈源・若紫〉参る。会話に用いて、話し手の「出る」動作を、聞き手に対しへりくだり丁重にいう。丁寧語とする説もある。用例は少なく、使用者も一部の男性か僧に限られる。「老いかがまりて、室(むろ)の外(と)にも―・でず」〈源・若紫〉物などを、貴所から下げる。「御格子まゐり、おほとなぶら―・でなどすれば」〈讚岐典侍日記・上〉

大辞泉 ページ 14005